記事を書き始めてから3ヶ月

2014年6月下旬から ICT4D Engineersのブログを書き始め、概ね3ヶ月。1週間に2回ほどの記事を書きながら、どうにか3ヶ月続けることができました。

最初の1~2ヶ月は更新しても1日10ページビュー以下でしたが、最近は記事を更新した日は40~50ページビュー/日ほどアクセスがあり、ありがたく思っています。

3ヶ月の間に、Googleハネムーン、Googleエージングフィルターを経て、最近では、“ICT4D”でGoogle検索をすると10~30位くらいにICT4D Engineersが出てきます。もちろん、パーソナライズド検索の影響は排除しての順位です。

まだまだ順位が安定していませんが、被リンクなしにサイト内部の対策だけでも上位にあがっています。それだけ、日本でICT4DをキーワードにブログやWWWサイトを構築している人が少ないということでもあるかも。ちなみに、”ICT4D”で検索するとICT4D Engineersは上位にあがってきますが、”ICT for Development”では上位に表示されません。そちらはキーワードとして対策をしていないから。

このサイトは、WordPressで作成しています。Wordpressでブログを作成するのは簡単なので、ぜひ国際協力の現場にいる人にはもっともっとブログを書いて、現場からの情報発信をしていって欲しいと思っています。特に、JICAの青年海外協力隊の隊員は現地で活動中にぜひ草の根の情報や、現地の生の声を発信してほしいと願います。

この3ヶ月、ほぼ毎日Wordpressの設定をどこかしらいじっていましたが、概ねサイトはできあがってきたので、これからはより記事の内容と品質に注力していきたいと思います。読者は少ないですが、これからも、引き続きよろしくお願いいたします。

以下、メモがてらサイトの情報と、やり残しているTo Doリスト。

サイトの情報

  • サーバ: さくらのレンタルサーバ
  • ドメイン: 独自ドメイン
  • CMS: Wordpress
  • テーマ: Twenty Fourteen

To Doリスト

  • ぱんくずリストをレスポンシブデザインにする。携帯でICT4D Engineersを見たときは、ぱんくずリストを非表示にするべき。
  • サイトトップの画像の横幅が間違えている(足りない)ので適切なサイズに変更する。
  • 表示高速化のため、Wordpressのプラグイン、Head Cleanerを導入する。現在、Googleアナリスティクスで見るとページのダウンロード時間は概ね1秒以下なので、ダウンロード時間がこれ以上悪化してくるようなら。
  • 他のICT4DをテーマとしたサイトのRSS情報をICT4Dニュースとして表示する。サイト構築当初RSSフィードを表示していたが、Google検索がRSSフィードの内容まで拾ってしまい、ICT4D以外の関係ないキーワードがGoogleアナリスティックスの上位コンテンツキーワードとして認識するようになったのでRSSフィードの表示を中止。RSSフィードの表示方法を要検討。
  • Googleピンバッチを現在表示しているが、今後も表示させるか要検討。2014年9月で、GoogleがGoogle Authorshipを中止したので、Googleピンバッチを設置する意味はあまりないかも。
  • Googleアナリスティックスの構造化データで、固定ページに”authorがありません”と”updatedがありません”というエラーが出ている。Wordpressのテーマが対応するまで放置?
  • プラグインのlazy loadがInternet Explorer 8でエラーを吐くのでその対処
  • 外部リンクのページを更新する。
  • カテゴリーページに、それぞれのカテゴリーの分類説明を入れる。

Googleハネムーン
ブログなどのサイトを公開した直後、一時的にGoogle検索の上位に表示される現象。サイト公開直後は、Googleのクロールが一時的に頻繁に行われるため、上位表示されると言われている。ICT4D Engineersの場合、一時的に最高で検索順位8位に表示された。

Googleエイジングフィルター
Googleハネムーン後、数ヶ月~半年程度、Googleがサイトの評価を固めるまで、一時的に検索順位が下がると言われている。ICT4D Engineersの場合、約1ヶ月ほど100位以下に沈み、その後10~30位くらいに戻っている。


【技術顧問主催】元JOCV IT隊員大同窓会開催

JICA青年海外協力隊ボランティアのIT系職種の隊員OV向けの情報です。応募面接や技術補完研修でお世話になった方も多い、桜井技術顧問(コンピュータ技術)の主催で、来る10月18日(土)に元JOCV(Japan Overseas Cooperation Volunteers)の IT隊員の大同窓会が開催されます。

IT系の元JOCVが集まる機会は今までなく、近年では初めての試みとなりますので、IT系職種のコンピュータ技術やPCインストラクターのOVはぜひ参加をしましょう。

開催案内や応募方法は、 銀座さよならパーティー実行委員会の銀座さよならパーティー 開催案内を参照してください。以下は、実行委員会の告知文の一部です。


技術補完研修でお世話になったウチダ人材開発センタの銀座校が9月で閉鎖され、新しく両国に移転することになりました。更に、来年は協力隊創設50周年を迎えます。そこで、この機会に合わせてIT隊員の大同窓会を開催し、多くのIT隊員が巣だった銀座校に感謝するとともに、帰国隊員間の親睦と協力隊創設50周年記念に向けてIT隊員OVとして支援可能な活動についての意見交換をしたいと思います。


管理人も大同窓会には参加予定です。多くの IT系OVと当日会場で会えることを楽しみにしています。


九州大学でICT4D(ICT for Development)講演会が開催(9/24)

九州大学決断科学大学院プログラムのWWWページに告知がでていますが、2014年9月24日(水)に九州大学箱崎キャンパスで、ICT4Dのそのものずばり、ICT for Developmentの講演会が開催されます。「 Community Informaticsの父と呼ばれるMichael Gurstein による講演会です。奮ってご参加下さい」とのこと。

管理人は東京在住で仕事があり残念ながら九州まで往復できませんが、九州近郊の方はぜひ足を運ばれてはいかがでしょうか?近頃、ICT4Dそのものの講演は日本国内で開催されていないので、大変貴重な機会です。管理人はいけないのが残念でたまらないので、録画を残さないか、せめて資料だけでも頂けないか等、九州大学に問い合わせてみようと思っています。

講演者のMichael Gursteinは、Community Informaticsの権威とのことですが、管理人はCommunity Informaticsの分野には詳しくないので、時間をみつけて調べてみます。

(2014年10月13日追記)
九州大学ICT4D講演会のプレゼンテーションスライドは、九州大学のxTURPのサイトで公開されています。


国際開発機構FASIDが国際開発入門コースの受講生を募集

10月~11月の毎週土曜日に国際開発機構FASIDで国際開発入門コースが開催され、国際開発、国際協力の講義が行われます。関西での国際開発入門コースの開講に続いて、今年2度目の募集です。「将来、国際開発協力事業に携わることを希望している社会人」はぜひ応募しましょう。

今となっては笑い話ですが、以前、国際開発入門コースに私が応募した際は、事務局からすぐ連絡を頂いて、「ITとは全く関係のない分野の講座ですが問題ありませんか?」と確認を頂いたものです。7~8年前の当時は、国際協力の分野でIT技術者を見ることはまずありませんでしたから、それほどIT技術者が応募するのが珍しかったのでしょう。

近年は国際協力分野での情報通信技術の利活用の高まりから、ようやくIT技術者がいても違和感がなくなってきた気がします。時代はIT技術者に追い風ですよ?

その後、私がJICA青年海外協力隊の隊員としてフィリピンで活動していた際は、後年のFASIDの国際協力入門コースの海外スタディツアーを現地で迎えたりと、何かと縁のある団体となっています。

私は、当分国際協力の分野に関わる予定ですし、国際開発入門コースの卒業生として、今後も何かしらの形でFASIDと協力できないかと思っています。


JICAボランティア秋募集に通信インフラ職種が初登場

JICAの青年海外協力隊及び、シニア海外ボランティアの、2014年度秋募集の情報が公開されています。

募集期間は2014年10月1日〜11月4日ですが、募集情報の公開や体験会の開催は始まっていますので、興味のある方はJICAの募集ページを見てみましょう。

管理人もJICA青年海外協力隊の経験者です。過去、情報収集目的で説明会に参加したはずが、会場で頂いた募集要項を見て応募、参加してしまいました。協力隊事業を知っているけど参加をためらっている方は、説明会に参加すると、一歩を踏み出す気になると思います。

IT技術者の大多数は、職種名が”コンピュータ技術”または”PCインストラクター”に応募することになります。この2職種に加えて、今年の秋募集からIT系の職種として“通信インフラ”という新しい職種が増えています。要請の内容は、パラオの通信公社プラント・エンジニアリング部の要請と、サモアの気象局です。

IT技術者は、この新しい”通信インフラ”職種に大注目です。

どちらの要請も、大規模通信インフラの運用、管理に関わる要請です。最近の通信インフラは汎用のOSで作られていますので、IT技術者が担当するべき分野になっています。先日のミャンマーの情報通信網整備のように、ODAの中でも通信インフラの整備は行われていますし、導入したインフラの運用、管理は必然なので、今後の通信インフラの要請の拡大に期待大です。

管理人は、日本国内外で通信事業者向けのSEを10年以上経験していますので、どちらの要請の内容もよくわかるのですが、大規模ミッションクリティカルなシステムの安定稼働はなかなか難しく、日本のお家芸である安定運用、高信頼性が求められます。日本のIT技術者の出番です!


日本情報処理国際連合IFIPのICT4D分野について

コンピュータサイエンス系の学生がよくお世話になる学会に情報処理学会があり、この情報処理学会は日本情報処理国際連合(IFIP: International Federation for Information Processing)という国際機関に加盟している。

日本情報処理国際連合は、1960年にユネスコの後援で設立された国際機関で、50以上の国や地域からIT系の学術団体が参加している。設立の目的は、情報処理技術の国際的な発展と途上国支援の2つである。

ICT4Dは、Development側の学術団体で議論されることが多いが、日本情報処理国際連合のようにICTの側からDevelopmentを議論する場は非常に珍しい。

日本情報処理国際連合は、14の技術委員会(TC: Technical Committee)で各テーマを検討しており、TC1~TC14の中でTC9がICT4Dを研究する”ICT and Society”技術委員会となる。

TC9は、さらに 10個の Working Groupと呼ばれる作業部会から構成されており、ICT4Dに関わる各テーマを議論している。特に、WG 9.10 “ICT Uses in Peace and War”は、アラブの春など、紛争地域におけるICTの役割が重要になっていることから新設されたWGで、時代に則した検討が行われている。

Working Groups/Special Interest Groups:
WG 9.1: Computers and Work
WG 9.2: Social Accountability and Computing
SIG 9.2.2: Special Interest Group on Framework on Ethics of Computing
WG 9.3: Home Oriented Informatics and Telematics
WG 9.4: Social Implications of Computers in Developing Countries
WG 9.5: Virtuality and Society
WG 9.6: Information Technology: Misuse and The Law
WG 9.7: History of Computing
WG 9.8: Gender Diversity and ICT
WG 9.9: ICT and Sustainable Development
WG 9.10: ICT Uses in Peace and War

ICTを利用した発展途上国の社会開発という、狭義のICT4Dの意味では、WG9.4が該当する。WG9.4は、ICT4Dの権威、マンチェスター大学のRichard Heeks教授もメンバーとして加わっており、活発な活動が行われている。ICT4Dとしてはまず WG9.4を押さえるべきだろう。

以下に、関連するURLを記載しておく。

  1. 日本情報処理国際連合
  2. 日本情報処理国際連合 TC9 Working Group一覧
  3. 日本情報処理国際連合 WG9.4 WWWサイト
  4. 情報処理学会IFIP委員会