カテゴリー別アーカイブ: 国際協力

JICAがインフラ促進支援事業で情報通信技術案件を2件採択

民間のインフラ輸出を支援する事業民間技術普及促進事業」で、JICAが12件を採択

内2件は、どうやら情報通信技術案件のようです。 採択直後のため、しばらくの間、詳しい情報は出てこないと思いますが、是非話を聞いてみたいですね。

仮に当事者がICT4Dを意識していなかったとしても、情報通信基盤の構築は現地の社会発展やGDPの向上に役立つと信じています。

出典:JICA 第2回 民間技術普及促進事業で12件の採択を決定


国名 ベトナム
提案 代表者東京急行電鉄株式会社
案件名 ビンズオン省におけるICT事業運営技術普及促進事業


国名 インドネシア
提案代表者 日本電気株式会社
案件名 農業生産性向上のための複合センシング技術普及促進事業


ポストMDGsにおける情報通信技術の活用

2015年以降の開発課題(ポストMDGs)を検討するハイレベル会合が2015年5月に国連本部で開催された。日本からは JICAの田中理事長が参加している。

「ポスト2015年開発アジェンダの実施における、南北協力・南南協力・三角協力・開発のための情報通信技術(ICT)の貢献」

JICAプレスリリース: 田中理事長が国連総会議長主催ハイレベル・イベントに参加

CSOネットワークのまとめ: ポスト2015年の南南協力・三角協力などについてのハイレベル会合を開催JICA理事長も発言

伝統的な”南北協力”、”南南協力”、”三角協力”というタームに並んで、情報通信技術の活用(ICT for Development = ICT4D)が会合テーマに入っている。

2015年以前の MDGsの際は ICT4Dは高いプライオリティではなかった(*)が、いまや情報通信技術が水や食料とならぶ基本インフラとなっており、ポストMDGsの検討ではICT4Dが重要であるとうたわれている。

国際協力の世界で、これで直ぐにICT4Dの議論が進んでいくとは思わないが、こういったハイレベルの会合で情報通信技術の活用が議論されるのは、IT技術者として素直に嬉しい。

 

(*) MDGsの中で情報通信技術に言及しているのは、MDGs8の一部のみ。

出典: Millennium Development Goals

Target 8F:  In co-operation with the private sector, make available the benefits of new technologies, especially information and communications


JICA短期海外ボランティア募集開始

JICAから、短期(1年未満)の海外ボランティアの募集が始まっています。締め切りは2014年9月4日。

JICA青年海外協力隊(20~39歳)
http://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/job_info/shortguide/

JICAシニア海外ボランティア(40~69歳)
http://www.jica.go.jp/volunteer/application/senior/job_info/shortguide/

IT技術者が応募しやすいのは、職種名が「コンピュータ技術」または「PCインストラクター」の要請です。ボランティアの要請には、意外とIT系の要請があります。

管理人も、いつか応募しようと思っていますが、仕事の切れ目がなく実現していません。南アに囲まれた内陸国であるレソト王国の要請とか面白そうなんですが。


JICAフォトライブラリー

ちょっと一服。JICAは、国際協力の現場の写真を公開しており、JICAフォトライブラリーのサイトから写真を閲覧できます。

http://www.jica.go.jp/pictures/

フォトライブラリーから入り、事業別→隊員情報→教育文化部門の下に、PCインストラクター、コンピュータ技術、システムエンジニアの各フォルダがあり、IT分野の青年海外協力隊の活動写真が掲載されています。現場に興味のあるIT技術者の方は見てみましょう。


FASID国際開発入門の紹介

IT技術者が国際協力や国際開発に携わりたいと思ったらまずすることは何か? 答えは勉強である。

幸い、会社や学業に励みながら国際協力や国際開発を学べる場は数多くあり、本気の人には国際開発機構(FASID)の国際開発入門コースを管理人は勧めている。このコースは、平日夜または休日に開かれる教育コースで、国際開発・国際協力分野に経験は無い一般人を対象に、国際機関や援助団体の著名人がこの世界の”いろは”から教えてくれるコースである。

一般財団法人FASID 国際開発入門コース
http://www.fasid.or.jp/training/14_index_detail.shtml

管理人がここをすすめる理由は、講師と授業の質が高い(プロが教えている)他に、受講生が本気の人が多く受講生からも学びが多いから。管理人は5年以上前にこのコースを受けたが、そのときの同級生はかなりの人数が国際開発・国際協力の世界に実際に入っており、今でも親交がある。

今年の募集は残念ながら締め切っているが、まめにホームページをチェックしてほしい。5~7月ごろに募集がかかることが多い。

(2014年10月12日追記)
2014年度は関西、関東で2回開催された。関東での開催は、別記事の国際開発入門コースの募集を参照してほしい。