From “Developing” to ”Developed”

先日Tomonariが、ソーラーパワー携帯について投稿した。この技術って、別に電源のコンセントがなかなかとれない途上国向けの技術だけではなく、エコを目指す先進国でも、そのうちメジャーになるんじゃないかと思った。

なんて思ったのは、4/1付けで、Nextbillionのサイトで、”The fortune of the bottom of the pyramid” の著者である、C.K. Prahaladさんのインタビュー記事を見たから。Youtubeはコチラ>>

彼自身は、BoPのコンセプトについては、最初の本を出してからもう5年も経っており、その間に開発の現場や、企業活動においては色々な変化があった、と前置きをしつつも、ほとんどの援助機関が開発における民間の役割を認めざるを得ない状況になっている、と述べている。

インタビューの内容は、そんなに真新しいことは言っていなかったように思えたけれど、Tomonariの投稿を見て、なるほどと思った。

いわく、これからは、先進国から途上国へ一方的にビジネスの目が向けられていたが、これからは、BoP市場、つまり、途上国から先進国への発信というものがあるのではないか、との事。例を挙げると、NetBookは当初途上国の人々に廉価にPCを提供しようというコンセプトで開発されたけれども、これが結局は先進国における軽量・廉価PCのブームにつながった、と言う事らしい。少し後付けのような感じもするけれど、確かに一理ある。

その意味では、ソーラー携帯もまずは途上国で広まったら、エコブームの先進国でもはやるのかもしれない。そうすると、これも一種のCreative Destructionだ。

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コメント

  1. tomonarit より:

    BoPの話を聞くと、NokiaやMicrosoftがインドで貧困層をターゲットに新製品のヒント探しにリサーチをしていたのを思いしますね。日本の企業でもこういったリサーチをしていたりするのかな?

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