映像の影響力

ICT4Dについてのトピックがあると、言葉の問題が障害として取り上げられることが多い。例えば、インターネットや携帯メッセージで有益な情報にアクセスできるようになっても、田舎の農民は字が読めないので結局、情報を得ることが出来ないという話。しかしながら、そういった議論では、文字が駄目でも映像が利用できるという意見がある。通信速度の問題はあるけれど、映像の利用度はここ最近でずいぶん身近になったのではないかと感じる。

そんな訳で、ある映像の紹介。正直あんましICTとは関係ないのですが、自分も多少係ったことなので紹介します。

「ハムリンフィスチュラジャパン」という団体が、フィスチュラという病気の患者を支援するため、2009年エミー賞を受賞した“A Walk to Beautiful”の邦語版DVDを作成しました。

フィスチュラとは、出産や暴力で、産道に孔が開き、膀胱や大腸から、糞尿垂れ流しになる症状。感染症や下垂足も、まま併発。WHO推定上、世界で、200から300万人の患者が。「知られざる疾病」として、支援が待たれています。

このDVDは、エチオピアを舞台に、この病気の現状を紹介しているもの。上のYouTube映像は英語版を短くカットしたものですが、DVDは日本語字幕の完全版です。ご興味ある方は、以下URLをチェックしてみて下さい。

http://blog.fistula-japan.org/archives/dvd50.html

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