【公開勉強会】Richard Heeks 教授講演 Development2.0 情報通信技術は国際開発に どんな変化をもたらすのか?

JICA主催の公開勉強会のお知らせです。

英国マンチェスター大学大学院にて、ICT4D修士コースのDirectorを務めるRichard Heeks 教授が日本に来るということで、JICAで1時間程度のプレゼンをやってもらうことになりました(2010年10月1日 13:15~15:00)。テーマは、「Development2.0  情報通信技術は国際開発にどんな変化をもたらすのか?」といった内容。

Development2.0については、このブログでも以前取上げたことがあります。
Googleやアマゾン・ドット・コムに代表されるように、ICTの発達・普及によって、Web2.0やロングテールというような新しい概念、新しいビジネスモデルが既存のビジネスモデルを破壊しているように、国際開発の分野においてもICTによる大きな変化が起きることが予想されます。そして、既に小さな変化は断片的には起きていると言えます。例えば、アフリカでの携帯電話普及によるポジティブな影響やKivaに代表されるような新しい途上国支援の方法など。

今回の公開勉強会では、このDevelopment2.0について、Richard Heeks教授に説明してもらいます。JICA外の方でも参加可能なので、興味のあるかたは、以下のリンクからPDFの講演案内に連絡先など詳細がありますのでご覧下さい。

Richard Heeks講演案内</a

コメント

  1. Nazuki より:

    はじめまして、この9月からお二人と同じマンチェのICT4Dで勉強します、Nazukiと申します。
    いつもブログを拝見させていただき、
    ためになるお話をありがとうございます。

    昨日、初めてHeeksと話す機会があったのですが、
    初めての日本とお二人に会うことをとても楽しみにしていました。
    あと、富士山に登りたいと言っていました(笑)

    今後もいろいろお聞きすることがあるかもしれませんが、
    どうぞよろしくお願いいたします。

  2. tomonarit より:

    Nazukiさん
    こんちには。ICT4D修士コースで勉強されているのですね。自分やMakiがいたころは、シリア、ネパール、ナイジェリアなどの途上国からの学生と、アメリカ、カナダ、イタリアなどの先進国からの学生がちょうど半々くらいで、みんな個性的で非常に充実した1年間を過ごすことが出来ました。今はどんな感じでしょうか。
    これからも是非、ブログに色々とコメント下さい。宜しくお願いします。Heeksにもプレゼンを楽しみにしているとお伝え下さい。ではまた。

  3. Kanot Kanot より:

    現時点でこのBlogを見たという方から5名程度は参加表明いただきました。
    意外な反響に驚いています。
    ご連絡いただいた方、ありがとうございます。
    空きはあと10名程度です。

  4. […] This post was mentioned on Twitter by Makiko Nagao , yutaka72, Sayaka Watanabe, TakashiSone, Tsuyoshi Kano 狩野 剛 and others. Tsuyoshi Kano 狩野 剛 said: RT @mr3tiago: ICT for Development.JP – 【公開勉強会】Richard Heeks 教授講演 Development2.0 情報通信技術は国際開発に どんな変化をもたらすのか? http://bit.ly/cHYTar […]

  5. Maki より:

    Nazukiさん、コメントありがとうございます。同じくtomonariと同期のMakiです。Heeksにもお伝えしておきます。比較的新しいコースの中に日本人Alumniが増えていくことを非常に嬉しく思います!一年間頑張ってくださいね!!

  6. […] ICT4Dにおける政府の役割とは 10月1日のRichard Heeks教授による公開勉強会を通じて、「ICT4Dにおける政府の役割とは?」ということを考えてみた。個人的には、以下の点から、政府の役割はインフラ的な部分を整備することだと考えている。 […]

  7. […] 2.0″ に達するためには? Tomonariの案内の通り、昨日Prof. Richard […]

  8. […] マンチェスター大学のHeeks教授が「ICT4D1.0からICT4D2.0へ」という表現で言っている「情報の発信者やシステムの作り手が先進国ではなく、途上国の人々になってきた」という現状と、上記で述べたモノづくりにおけるソーシャルファブの動きというのは、同じなんだと感じます。いずれも、「テクノロジーの力によって、途上国の人々が主役になれる機会が増えている」ということなんだと。 […]

  9. […] 10月1日のRichard Heeks教授による公開勉強会を通じて、「ICT4Dにおける政府の役割とは?」ということを考えてみた。個人的には、以下の点から、政府の役割はインフラ的な部分を整備することだと考えている。 […]

  10. […] てもらったり、恩師であるマンチェスター大学のHeeks教授が別件で来日した際、JICAで公開勉強会を企画したり、etc. まさに「日本のICT4D国際協力のハブ」的な場所で好きにやらせてもらえ […]

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