以前Tomonariの記事にもありましたが世銀のApps for Developmentの募集の詳細がでました。(詳細は以下参照です。)
世銀といえば先週7日~8日にかけてOpenForumというWeb上での参加型のオンライン会議を実施していた。そのうちの一つのセッションがOpen Development Solutionsというタイトルだったが、既に政府や援助機関が公開しているデータやソリューションをうまく組み合わせて開発の為に何かできないか、ということをオンラインでディスカッションが行われた。
ちなみに世銀は既にhttp://data.worldbank.org/というサイトにて色々なデータを可視化できるアプリを提供しています。先日tomonariの記事にもあったようなウシャヒディなんかもまさにこれ。これは組織としても応募できるのでBOPビジネスを目指すICTセクターの企業やNGOにはとっても面白いんじゃないかと思う。まさに今新しいスマートフォンや新しいタブレットPCを次々に開発、発売している日本企業からも面白い提案がでればいいのに、とつい思ってしまう。
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世界銀行、ソフトウェア開発者がオープンデータを活用して貧困削減のためのツール設計を競うコンテストを開催
ワシントン、2010年10月7日 – 世界銀行グループは、世界初の試みとなる「開発のためのアプリケーション」と銘打ったコンテストを開始し、ロバート・B・ゼーリック総裁がソフトウェア開発者や各国の専門家に対しコンテストへの参加を呼びかけた。申し込みは2011年1月10日まで受け付けられる。
このコンテストでは、ソフトウェア開発者による、ウェブ上やモバイル機器、ショート・メッセージ・サービス(SMS)、スマートフォン、デスクトッ プ、タブレット型PCなどで使えるソフトウェア・アプリケーション、ツール、データ視覚化や「マッシュアップ(組み合わせによる新サービス)」の設計を競 う。
コンテスト要件
申し込みは2011年1月10日まで受付。参加のための要件は、世銀データ・カタログから入手可能なデータを最低一つ使用すること、ミレニアム開発目標(MDGs)の8つの目標のいずれかの達成を目指すものであること、の2点。
優勝賞金4万5000ドル。組織としての応募は「企業の認知度賞」へのエントリーも可。入賞者は世銀グループのウェブサイト上で紹介。
コンテストの詳細と申し込みは以下のサイトを参照:
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