ICT×障害者支援に関するセミナー

 前回の投稿で紹介した「ICT×障害者支援」の公開勉強会@JICA(2月28日)に続いて、同じ分野でのカフェ・セミナーのご案内です公開勉強会の講師と同じ米国ミシガン大学のJoyojeet先生によるセミナーです。ご興味ある方は是非!(ちなみに、2月28日の更改勉強会もまだ申込み可能です)。

バリアフリー・カフェセミナーのご案内
日時: 2012年3月1日(木) 午後3時~4時半
場所: 東京大学駒場IIキャンパス 先端研14号館1階カフェ
講師: Joyojeet Pal博士(ミシガン大学講師)
題目: Technology in the Developing World
(途上国におけるテクノロジー)

要旨:
これまで技術製品は世界人口の10%程度を占める先進国にいる富裕層向けのものばかりであった。途上国を含め,残り90%の人々が構成する莫大な市場に向けた技術開発およびそれを実現するためのイノベーションが現在求められている。一方,携帯電話のようにすでに途上国の地方を含め世界中に浸透する技術がある。また,インドやベトナムのように情報技術を柱に研究開発の先頭に立とうとする新興国も登場してきた。本セミナーでは,先端の医療技術を極めて安価にかつ多数の人に提供することに成功したインドのAravind Eye Hospital等の例を交え,先端科学技術を途上国に広める上でカギとなる要素について,これまでの研究結果を交えて紹介する。

※ 参加申込みは不要です。当日どなたでもご自由にご参加ください。

講師略歴:
1996年 ムンバイ大学経済学部卒業
2002・2004年 カリフォルニア大学バークレー校大学院修士課程修了
Group in Asian Studies
School of Information Management and Systems
2008年 カリフォルニア大学バークレー校大学院博士課程修了
Department of City and Regional Planning
2008年 ワシントン大学Dept. of Computer Science and Engineering
Postdoctoral Research Associate
2009年 コロラド大学ボールダー校ATLAS Institute
Professional Research Associate
2010年 ニューヨーク工科大学Department of Technology Management
Visiting Assistant Professor
2011年 ミシガン大学アンアーバー校School of Information講師
この他,Sun Microsystems (2002),Microsoft (2003),Hewlett Packard (2004),Ricoh Innovations (2006),Global CSR Associates (2006, 2007)など,多数のグローバル企業との研究にコンサルタントとしてこれまで携わる。Microsoft社が「Mouse Mischief」の名称で製品化した研究開発では,その中心的役割を果たした。この技術により,PowerPoint教材を複数のマウスで生徒が共有してインタラクティブに学ぶことが可能となった。UNやUNESCOが主催した途上国向け技術に関する国際会議等にて多数の招待講演を行う。

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