ブロックチェーンの勉強を始めました

3. その他

こんにちは、Kanotです。ひょんなことから、セミナーで「途上国におけるブロックチェーン」について話すことになりました。とは言うものの、実はブロックチェーンについては「改ざん不可能」「ビットコインで使われてる」など表面的なことしかわかっておらず、セミナーに向けて勉強することにしました。(勉強してからセミナーの話を受けろよ、というツッコミはご遠慮ください笑)

ネットなどを見ると「インターネット以来の発明」だとか「改ざん不可能なため、汚職フリーな環境になる」など夢のような文言が並びますが、いまいちピンとこないので、とりあえず技術的なところも含めて少しかじってみることにしました。

ざっと思いついた勉強法は以下の通りです。

  • 正体不明のビットコインの発案者、サトシナカモトの論文を読む
  • 関連書を読む
  • ビットコインを買ってカラダで覚える
  • ビットコインのプログラミングをしてみる
  • 海外での事例収集

どの順で進めるか、色々悩んだのですが、とりあえず、全部同時並行で進めてみることにしました(笑)。以下はその概要です。

  • 正体不明のビットコインの発案者、サトシナカモトの論文を読む
    ビットコインについて調べたことがある方はご存知かもしれませんが、ビットコインの発案はサトシナカモトという人が投稿した論文です。そしてこのサトシナカモトが、日本人なのか否か、個人なのか団体なのか、未だわかっていないミステリアスな存在です。
    論文もネットにアップされており、とりあえず読んでみました(英語版はこちら、日本語訳はこちら)。感想は、、、うーん、よくわかんないっすね。わかったのは、こんな短いシンプルな論文が世界に衝撃を与えたということだけです。

 

 

  • ビットコインを買ってカラダで覚える
    習うより慣れろ、ということで、勉強だと思ってビットコイン口座を開設することにしました。ネットで色々比較したところ、Zaifという取引所が良さそうなので、開設申し込みをしてみました。後日住所確認のために郵送でコードが送られて来て、取引ができる状態になります。

 

  • ビットコインのプログラミングをしてみる
    今回始めたのはAidemyという日本発オンラインのプログラミング学習サイトで、「ブロックチェーン基礎」が期間限定で無料で提供されているので、受講してみることにしました。Python言語が前提知識になるようなので、プログラミング未経験の方は、こちらも日本発の初心者向けオンラインプログラミング学習サイトであるProgateなどで学んでから来るとよいかと思います。どちらもブラウザだけで完結し、いやぁ、プログラミング学習も便利な時代になりましたねぇ。

 

  • 海外での事例収集
    レポートは山のように出てるので、まずは選別ですね。

 

勉強結果も引き続きそのうちアップするつもりです。

セミナーの案内(ご安心ください。メイン講師は私ではありません。)もそのうち出しますので、お楽しみに。

 

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コメント

  1. yukke より:

    ビットコインよりも、ブロックチェーン技術そのものに注目して、別の用途への応用を考えた方がいいのではと思います。

    オリジナルの書類で真正を確保して、中間書類を大胆に削減するやり方は、効率化だけでなく、書類処理の高速化や新しいサービスの導入コストを下げるなど、さまざまなインパクトをもたらしそうです。

    特に、途上国や未熟な組織の不安定な手作業を省ける点は、ICT4D向きではないかと直感的に思います。ソリューションをパッケージ化して企画導入できるようになるにはまだ時間がかかるでしょうが、ダウンサイドは、従来必要とされてきた定型書類作成が不要になりることで、大卒から事務員になる道がなくなることでしょうか。。

    「海運業界に変革をもたらすブロックチェーン ソリューションの実証に成功」
    https://www.accenture.com/jp-ja/company-news-releases-20180424

  2. Kanot Kanot より:

    yukkeさん、コメントありがとうございます。おっしゃる通り、多くの人が「ブロックチェーン=仮想通貨」と思っている状況と思いますので、まずはそこの意識改革からスタートする必要があると思ってます。そしてブロックチェーンは作業省力化・見える化により、汚職対策等に有効と思いますが、「正しく運用できる」ことが大前提になると思ってます。政府がきちんと紙をやめたり、オンライン化しないと結局使われなくなると思います。例えば、今の日本の省庁にブロックチェーンを導入できるとは思えないです・・。

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