最近の若者は・・・・こうやって学ぶ

アカデミック

こんばんは、Kanotです。いきなりですが、皆さん、自分が知らないことを勉強することになった時、どうやって自習していますか?

例えば「ゲーム理論」について勉強する必要が出てきたと想像してみてください。どうやって自習しますか??10秒間、考えてみてください。

1990年代の学び方

物事を調べるときは、やはり本ですよね。本屋さんか図書館(今ならAmazon)に行って、「ゲーム理論」の本を立ち読みして、良さそうな本を買って自習しようと思います。

2000年代の学び方

いやいや、本なんてめんどくさい。やっぱりインターネットですよ。まずはググってみて(Googleで検索して)、良さそうなサイトで勉強しますね。本もKindleで十分です。Wikipediaもかなり情報の正確性は高いので、有効活用しています。本を買わなくてもWikipediaでは以下のような情報を得れるので、ぶっちゃけこれで十分ですね。

ゲーム理論(ゲームりろん、英: game theory)とは、社会や自然界における複数主体が関わる意思決定の問題や行動の相互依存的状況を数学的なモデルを用いて研究する学問である。数学者ジョン・フォン・ノイマンと経済学者オスカー・モルゲンシュテルンの共著書『ゲームの理論と経済行動』(1944年) によって誕生した。元来は主流派経済学(新古典派経済学)への批判を目的として生まれた理論であったが、1980年代の「ゲーム理論による経済学の静かな革命」を経て、現代では経済学の中心的役割を担うようになった。(Wikipediaより)

2010年代の学び方

いや、もう字とか読むのめんどくさいし。いきなりYoutube行っちゃいますよ。例えばこれとか2分足らずでゲーム理論の考え方を学べますよ。

最近の若者は・・・

皆さんどれに当てはまったでしょうか?

アメリカでTeaching Assistantをやっていた時に感じたのですが、最近の学部生はYoutubeに行く人が相当数いることに驚きました。Googleで検索するようにYoutubeで検索するんですよ。でも、確かに最近のYoutubeは本当によくできた動画が増えてますし、特に英語で調べるとその充実度は日本語の比じゃないです。

これを効率化と呼ぶか、手抜きと考えるかは賛否両論あると思いますが、教育効果という観点でも、実は動画学習に軍配があがります。下図はラーニングピラミッドと呼ばれていて、動画学習はリーディングの2倍の記憶定着効果があることがわかっています。

皆さんも調べ物があった時など、Googleの前にYoutubeで調べてみる習慣をつけると、より効率的に学ぶことができるかもしれません。ただし、学習コンテンツの後にサッカーのスーパープレー集とか見てしまうと、逆に非効率になるので要注意です・・・・。

 

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