ども、Tomonariです。とても興味深いレポートがJETROから出ました。ずはり、
(以下、JETROのWebサイトから抜粋)
ジェトロは、アフリカ9カ国(モロッコ、チュニジア、エジプト、エチオピア、ケニア、南アフリカ共和国、モザンビーク、ナイジェリア、コートジボワール)を対象に、スタートアップ企業100社をリストアップ。リポート対象は、テクノロジーをベースとするイノベーションにより社会課題の解決を目指す創業初期で今後の事業成長が期待される企業。分野は農業、環境・エネルギー、物流、IT、保健・医療、卸小売、金融・保険等。各社ごとに創業者の問題意識、ビジネスモデル、会社概要、実績を紹介する。
テクノロジーをベースに・・・というところが、やはり昨今の「イノベーション@アフリカ」ブームを感じます。今年8月のTICAD7は、どんな感じになるのかな?「イノベーション」を掲げる会議になるなら、やり方自体もイノベーティブなのを期待したいところです!
さて、上記レポートで試しにエチオピアをピックアップしてみると、以下の企業がリスト化されていました。
- ベルキャッシュ(BelCash):無電化地域への太陽光発電システムの割賦販売
- デリバー・アディス(Deliver Addis):国内初のオンライン料理配達サービス
- ゼイライド(ZAYRIDE):モバイル配車サービス
- キフィヤ(kifiya):オンライン支払いプラットフォームの構築
- アムライオン・システムス(amlion SYSTEMS):オンライン人事税務管理システムの開発及び提供
- Gエベヤ(G EBEYA):若手起業家向けICTビジネス教育
- オービット・ヘルス(Orbit Health):病院向けERPシステムの開発
試しに、「Gエベヤ」ってどんなんだろ?と調べてみると、冒頭のサイトに行きつきました。どうやらIT人材教育に加えて、IT人材と企業とのマッチングなんかもやっている様子。それをみて、G ebeyaではなく「Gebeya」(ガベヤ)、つまりアムハラ語で市場・マーケットの意味の名前の会社と気づきました。なるほど。
国営通信公社が通信市場を一社独占し、政治的な問題がおこるとインターネットが制限を受けることもあったエチオピアでも、こんなに多様な企業が出てきているとは・・・!
エチオピアのことは知っているつもりだったのですが、正直、驚きました。ちょうど、甥っ子(エチオピア人の若者。日本に来て1年)がエチオピアへちょっと帰国するので、各社に行かせて、どんな感じなのかリサーチさせてみたくなりました。もしも、リサーチが実現した場合は、そのレポートをします。好ご期待!
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