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ICT4D Newsletter Vol. 27 (2021/10/2)

ニュースレターをご覧いただきありがとうございます。ICT4Dブログの狩野(Kanot)です。

アメリカではWithコロナな生活が始まっています(残念ながらアフターコロナではありません)。私の通っているミシガン大学でも、マスク付きではありますが、対面授業が全面再開されました。

在宅勤務に慣れてしまうと確かに通勤(通学)は面倒だなという気持ちは拭えないのですが、行ってみると「おっ、久しぶり。最近どう?今度ランチ行こう」とか「この人はYさん、Xの研究をしてるんだよ」とか紹介されるみたいな偶然の出会いはリモート時代にはなかったことなので、ネットワークを広げるという点では、適度な出勤は重要だなと改めて感じています。

少なくとも授業に関しては、リモートより対面の方が10倍くらいは面白いし、集中できると感じます。(去年はリモート授業がモチベーション上がらなすぎて、研究に集中してました。)

そして会社も対面再開とリモート継続と分かれていますね。その中でもやはり注目なのはリモート勤務に一番相性がいいと思われるGoogleやAppleが週3日程度の出社を社員に要請していることでしょう。技術を駆使できる会社でも、対面によって起きるイノベーションがいまだあると認識しているのだと思います。

一方の日本ではNTTがリモートを基本とする方針を出しましたね。全面リモートでいけるので本社の賃貸契約を解約したという企業もいくつか聞いています。もしかすると日本は狭い国土かつ高度に発達した新幹線・電車網、そして通勤列車の高い不快感もあり、リモート中心で時々出社みたいな働き方は地理的に合っているかも、とも感じたりします。

はてさて世の中はどちらに向かっていくのでしょうか。私の理想は物価の安い南の島に居住し、物価の高い国にリモートワークして給料もらう、ですが、はてさて。

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ICT4D関ニュース

USAIDとZiplineのサイトから、ちょっと気になる情報をご紹介!
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USAID(米国版JICA)がDigital Ecosystem Frameworkに関するレポートを発表しました。そのうちブログに書こうと思いつつ、まだかけておらず、そのうち・・・きっと・・・。
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アフリカ関係者であれば知らない人はいないであろう血液ドローン輸送を進める米国のZipline社が Director of Global Development を公募しています。こういう形でビジネスとして真正面から開発課題に立ち向かえるのもやりがいありそうだな・・と思いますね。

ICT4D Lab 活動報告・予定

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Labページをリニューアルしました。そしてTwitterやブログとの自動連携により、管理人が楽できるようになりました!(助かる!)最近の活動は、毎週日曜日の定例勉強会、翻訳プロジェクト(最近、進捗報告を書いてないですが着々と進んでおります!)、PeaceTech部の第2弾プロジェクト、などなど。時折、ゲストスピーカーも招きつつ、メンバーが専門外の新たな領域を知る良い機会になっています。

最近の活動内容
- ICT4D 教科書勉強会 & 翻訳 [プロジェクト]
- Podcast 配信 [プロジェクト]
- PeaceTech部「おあいこ」(日本国内の難民支援)[プロジェクト]
- 宇宙系スタートアップのIPOについて
- Richard Heeks教授のフレームワークを使ってみるケーススタディ
- 月一の懇親会

今後の活動内容
- 衛生データを活用したインフラ事業のインパクト評価
- 途上国IT人材育成に求められるソフト・ファクターとは

その他のICT4D Lab関連情報についてはこちらをクリック
ニュースレターに関するご意見、コメント等ありましたら、info@ict4d.jp までお願いいたします。(執筆者である狩野・竹内の両名に届きます。)
ICT4D Lab 公開勉強会(2020年5月・6月)のプレゼン動画は以下のリンクからご覧ください。
https://ict4d.jp/lab-event-2020 (パスワードは「ict4d-lab-2020」)
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