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ICT4D Newsletter Vol. 04 (2020/8/3)
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こんにちは、ICT4Dブログの竹内(Tomonarit)です。
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ICT4D分野の仕事がしたい!という人達から問合せを受けることが時々あります。以前ブログに投稿したように、国際開発分野でもオープン・イノベーションの流れが来ており、国際開発を専門にしている開発コンサルや援助機関に身をおかずとも、ICT4Dにかかわる機会は確実に増えてきていると感じています。例えば、「デジタル技術を活用し途上国の課題を解決するソリューション求む!」みたいな公募を頻繁に目にします(例えば以下のようなもの←いずれも閉め切っちゃってますが参考までに)。ICT4Dに係る人達、組織の裾野が広がるのは嬉しいですね。
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では、例えば日本国内でアプリ開発をしている企業が、そういう公募に応募したら採用されるのか?と考えてみると、それはそれで結構難しいのかも・・・。あくまで憶測ですが、採用する側としてはやはり、アプリの機能の良し悪しだけでなく、対象としている国をどれだけ知っているのか?や課題についての深い知見があるのか?とか、ユーザーとなる人達のローカルコンテクストまで理解した上でのインターフェースになっているのか、ビジネスモデルになっているのか?など、デジタル技術ではない部分も含めて審査すると考えると、途上国の現状に片足突っ込んだ取組をしている会社でないと、採用のハードルは超えにくいのだろうと思います。
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先日、JICAが実施したマラウイの海外協力隊とマラウイでのビジネス展開に関心のある民間企業との意見交換会にオブザーバー参加させてもらいました。そこで感じたのは、民間企業の方々が非常にマラウイやアフリカについてお詳しいということでした。そして、すでに玄人であるからこそ、マニアックな知識や経験を現場で積み重ねてきた協力隊の方々との話が盛り上がっていました。また、詳しいだけでなくマラウイ愛みたいなものもあり、そこも協力隊の方々との共通項であるからこそ、とても良い議論になっていたと感じました。
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オープン・イノベーションというトレンドやSDGsへの貢献やCSR・CSVという企業側の意識の変化もあって、ICT4D(もっと広く国際開発)の裾野が急激に広がっているものの、本当に裾野を広げるためにはやはり「その国が好き、その国の人達に愛着がある」みたいな思いを持った人達が増えることが根底にある重要なポイントだと思いました。
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最新のICT4D.JPブログ記事
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こんにちは、圏外を求めて各地をさまようKanotです。今日はデジタル・デトックス、つまりデジタル機器をあえて使わない期間 …
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はじめまして!ICT4D Labメンバー兼PeaceTech部 部長の大石です。 PeaceTech部ではこの度、「機械 …
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まとめ Twitterを通じてどのリーダーが最も国民と対話しているのかという点について、ルワンダのカガメ大統領が各国リー …
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Call for Proposals: Round Three of the Africa Digital Rights Fund (ADRF)
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CIPESAという組織による公募です(締め切りは8月7日)。COVID-19対策としてデジタル技術が活用されていますが、一方で個人データの取得によるプライバシーの侵害など、負のインパクトも懸念されます。この公募では、COVID-19対策に絡むデジタル権利への影響や、生じ得る負のインパクトへの対策に関する調査研究に最大$20,000を供与するというものです。
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World's leading summit on human rights in the digital age
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RightsConというカンファレンスを聞いたことありますか?これはテクノロジーと人権をテーマにしたもので2011年の開始当時は、Silicon Valley Human Rights Conferenceと呼ばれていました。2020年は7月27〜31日にオンラインで開催され(158か国から7,828名が参加)、COVID-19、パンデミック対応、デジタル時代の公衆衛生に関するセッション、AIやアルゴリズム的正義の未来についてのセッションなど合計250以上のセッションが行われました(アフリカなど途上国をテーマにしたものあり)。一部、こちらのWebサイトから動画が見られます。
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おかげさまで会員も50人を突破し、毎週開催の勉強会に加えて、国際開発xデータサイエンス企画や国際協力サロンとの連携企画、ICT4D教科書解説会などのプロジェクトが動いています。
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- 最近の活動内容
- Digital DivideとAdverse Digital Incorporation [勉強会] - IT立国ルワンダにおけるIT人材育成の課題 [勉強会] - ICT4D 教科書勉強会 [プロジェクト]
- 今後の活動内容
- PeaceTech最前線 [勉強会] - 日本のe-govermentの現状と課題 [勉強会] - なぜ今途上国が人工衛星を多く打ち上げるのか? [勉強会] - CSRにおけるICT4D成功事例 - 国際協力サロンとの連携企画 [プロジェクト] - 開発課題・社会課題に関するPodcast fairly.fmとの連携企画[プロジェクト]
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こちら目的だった方、おまたせしました。ICT4D Lab 公開勉強会(2020年5月・6月)のプレゼン動画は右の画像からリンクしています。 (パスワードは「ict4d-lab-2020」です。)
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ニュースレターに関するご意見、コメント等ありましたら、info@ict4d.jp までお願いいたします。(執筆者である狩野・竹内の両名に届きます。)
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ICT4D Lab 公開勉強会(2020年5月・6月)のプレゼン動画は以下のリンクからご覧ください。
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