ICT4D Labの現在地(2025年8月現在)

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こんにちは、Kanotです。最近あまり広報活動ができていない(反省)オンラインコミュニティ「ICT4D Lab」の現状(2025年8月時点)について書きたいと思います。

最近とんと情報アップされてませんが、まだやってるんですか?

ICT4D Labは6年目に入っており、おかげさまで継続できています!

ちょうど先日、イギリス留学中のメンバーが教授・同僚をゲストで呼ぶイベントがあり、ICT4D Labの現状を整理しましたので、その資料を主に使って紹介したいと思います。

ICT4D Labとは?

ICT4D LabとはInformation and Communication Technology for Development Labの略で、AIをはじめとするIT技術をグローバルサウスの開発課題に活用することに関心を持つ人が集まる産官学プラットフォーム(オンラインコミュニティ)です。

詳しくは以下のサイトをご覧ください。

ICT4D Lab – テクノロジーと国際開発に興味がある人が集うオンラインコミュニティ

現在約90名の会員がいて、スタディグループを中心に、プロジェクトしたり懇親会したりとフレキシブルに活動をしています。言語は基本的には日本語で、ゲストが日本語を話せない場合は英語で活動しています。

どんな国から参加しているの?

メンバーの所在国をカウントしてみたところ、なんと21カ国にも広がっていました。下の図がメンバーが住んでいるところをマッピングしたものです。ありがたいことに世界中から参加があります。

海外メンバーの所在国:ケニア、オーストリア、香港、南アフリカ、カンボジア、中国、アメリカ、ブルキナファソ、キルギス、エジプト、デンマーク、イギリス、ヨルダン、モロッコ、マダガスカル、フィリピン、スイス、ザンビア、インド、チュニジア

約90名のメンバーのうち、一番多いのは日本(53名)ですが、アフリカ(9名)、ヨーロッパ(8名)、アジア(6名)と続いています。アフリカが多いのは開発系らしいところですね。南米も先日まで2名いたのですが、駐在から戻られたなどで現在は0名になっています。

このようなに世界に散らばっていると、海外出張時の情報収集やオフ会ができるなど、とてもありがたいです。よく「XX国に出張行くんですが、誰かいませんか?」みたいな投稿を見かけます。(2023年にはインド、2024年にはケニアでオフ会がありました。)

また、留学経験者は本当に多いです。多くはイギリス・アメリカですが、気軽に留学相談できるの環境になっていると思います。(現在も4名ほど大学院留学中です。)

どんな人たちが参加しているの?

「多様なメンバーからなる産官学連携プラットフォーム」を目指していたこともありますが、ありがたいことにそのようになっていると思います。約半数が民間企業在籍ですが、JICA・国連をはじめとする公的機関関係者も26%、私のような研究者や学生も20%弱おり、多様なセクターから参加しています

勤務先としても、ICT4Dだけあって「ICT関係者(IT系民間企業)」と「4D関係者(JICA、国連、市民社会)」が同じくらいいて、とても良いバランスと感じます。

多様なキャリア展開

個人的に面白いと思うのは、メンバーがLabをキャリアアップの機会として上手く使ってるなと感じるところです。

Labメンバーになった頃はIT企業にいて、その後に開発援助機関に転職し、今は国連にいる、みたいなパターンは複数あります。逆に、開発援助機関からビジネスセクターに移ったメンバーも複数います。私のようにアカデミアになったパターンも複数あります。

Labに参加してなくてもそのようなキャリアを歩んでいたのかもしれませんが、前例が近くに多くいる環境や、そのような相談をしやすいコミュニティになってることは間違い無いのかなと思います。

ちなみに、管理人のKanotは民間→政府→大学(日本→バングラデシュ→アメリカ→日本)、Tomonaritも民間→政府→民間(日本→エチオピア→ガーナ→日本)と越境体験を経験しています。

スタディグループ

実は、現在のICT4D Labの生命線と言えるのがスタディグループ(勉強会)です。毎週日曜22時にスタディグループを行っており、メンバーが発表をしたり、ゲストを呼んだり、皆で議論したりというのを月3回程度、オンライン懇親会を月1回程度行っています。

これを続けるネタを集め続けるということが大変なのですが、塵も積もればなんとやらで、2019年の設立以降、なんと実施回数は220回を超えています。

大半の回は録画してLab内で公開していますが、一部のぶっちゃけトーク回は録画なしで生放送のみとなっています。

どんなトピックを扱っているのかについて、一例として2025年のスタディグループのトピックは以下のようになってます。関心ありそうなトピックはありますでしょうか?

  • インパクト評価、ランダム化比較試験について語らい会おう
  • UNICEF India Innovation Fundの紹介/Child Protection Tech
  • 南アフリカにおけるHIV治療薬の現地生産
  • 産油国の王子様から地雷除去ロボットの世界展開支援を取り付ける方法とは?
  • 第2回ビブリオバトル
  • デジタル植民地主義
  • 開発コンサルタントとは?
  • 【難易度高すぎ】現地化を追求したアプリの姿とは~アフリカ農村部での産前健診DX
  • TICADでの共同ブースの検討会
  • トンガ島におけるデジタルツイン事業の実施及びSATGPTのご紹介
  • カンボジアにおける教育実践報告
  • 途上国にデジタルを持っていくためのカネの在り方とは?
  • DeepSeekで遊んでみよう
  • 踊る外交官 at ボリビア

スタディグループ以外の活動は?

過去のICT4D Lab関係のプロジェクトの記事はこちらです。

ICT4DLab
「ICT4DLab」の記事一覧です。

終わりに

このLabから生まれたビジネス関係、研究プロジェクトは多くあり、運営者自身もとても楽しく続けられています。新たな視点を持ったメンバーとの出会いも刺激的ですし、今後もICT4Dをはじめとする社会課題解決を仕事にした人、学びたい人のプラットフォームになれたらいいなと思っています。

ご関心ある方は、以下のサイトの上部タブ「参加方法」から登録できますので、ご検討ください。(登録月内の退会の場合はお金はかかりませんので、お試し参加も歓迎です。)

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