2. 課題別

平和構築

「報復」の先にあるもの

2025年にアメリカにトランプ政権が誕生してから、関税を使った駆け引きが行われています。その中で使われる言葉の一つに「報復」という言葉があり、その言葉が与える心理的影響が気になっています。
アフリカ

デジタル植民地主義にどう立ち向かうか

アフリカなどのグローバルサウス(開発途上国)に、グローバルノース(先進国)のソフトウェアやサービスが入ることで、経済的に支配されてしまうことや現地の価値観や文化が壊されてしまうことを懸念した言葉がデジタル植民地主義について、私の私見も交えつつデジタル植民地主義とアフリカのローカル思想「Ubuntu」について解説したいと思います。
アフリカ

【念願】ついにM-PESA(ケニア)ユーザになりました

こんにちは、Kanotです。アフリカで最も成功したFinTechサービスであり、アフリカのICT4D事例の筆頭に常に上がるのが、東アフリカ(特にケニア)のモバイルマネーサービスであるM-PESAです。2024年12月にアフリカ9カ国目にして...
イノベーション・新技術

AI倫理:人として守るべき道をAIに守らせるには?

こんにちは、Kanotです。最近「AIと倫理」に関する話をさせてもらうことが増えてきました。博士学生だった時に、このトピックの科目のTeaching Assistantをしたことがあり、当時から「面白い科目だな」と思っていたのですが、日本で...
イノベーション・新技術

人間がAIに隷属する層が既に出始めていると感じる今日この頃

自分で考える実力とモチベーションを持てる人と、それを放棄してAIに隷属する層、そしてAIを使いこなせない層という三極化してしまう懸念を感じます。そしてAI技術の発展に伴って、この隷属する層はどんどん拡大していくのだろうと思います。AIに判断を委ねて(意図せず)大事故を起こしてしまう未来もすぐそこまで来ていると思います。
アジア・大洋州

バングラデシュ政府がインターネット・電話を遮断した目的・影響を考える

こんにちは、Kanotです。2024年7月にバングラデシュにて公務員の優先採用枠の不公平を理由に若者たちと政府が衝突し、死傷者が出たことをきっかけに、反政府運動が進みました。その最中、バングラデシュ政府は騒動を鎮静化するために国内のインター...
ガバナンス

不正防止のデジタル抽選がゆえに不正を疑われるという皮肉

これはデジタル技術の限界なのかもしれないなとも思いました。結局いくらコード上で人間の意思が入らないように設計したとして、結局信頼関係がないと技術活用は成り立たない(むしろ不信感を増大させる)というジレンマを感じました。信頼は技術では乗り越えられないということです。
アカデミック

生成AIでの難民理解を促進するインタラクティブ・シネマの制作報告

今回作成したインタラクティブシネマは入国審査官編で、入国審査官が難民たちと接するジレンマを追体験していただけるようなシナリオになっています。