地雷除去ロボットと新卒時に読んだ本

平和構築

ども、Tomonaritです。今年、初めての海外はカンボジアでした。サムネの写真はそのときのものです。

さて、タイトルとサムネ写真から想像がつくかと思いますが、地雷除去をするためのロボットの紹介です。じゃ、タイトルの「新卒時に読んだ本」って?という点は以下読んでいただけると分かります。

過去に地雷撤去関連でこのブログを書いたことは、おそらく1回しかなかったかなと思います。以下がそれですが、地雷というよりもドローンにフォーカスしていました。

そして、昨年から縁あって日本で地雷撤去用のロボットを開発しているIOS株式会社という会社さんとお付き合いをさせていただいています。

地雷撤去活動は地雷がありそうな場所を金属探知機で確認し、金属反応があった場所を、人が穴を掘って地雷を探すという手順です。掘っているときに運悪く地雷を「ガツン!」とやってしまったら・・・と考えると、穴を掘るときにはかなりの緊張感だと思います。

実際にカンボジアで地雷撤去活動をされているCMACという政府機関の地雷除去スタッフの方がそう言っていました。時には土壌がカチコチの場所もあり、そういうところを掘るには力をこめて掘らねばならず、非常に大変な仕事です。

Source: https://ios-robot.com/business

この「掘る」仕事を人の代わりにやってくれるのがIOS社が開発している「DMR」というロボットです(サムネ写真に写っているマシン)。ロボットの先端にあるノズルから高圧の空気を吹き出し、その空気圧で地面を掘ることができます(IOS社のWebサイトに動画(上記のスクショもその一部)もあり、どんな感じの動きかを見ることができます)。

そして、このDMRの開発・活動にかかる費用を集めるためのクラウドファンディングが先日開始されました。

Source:https://readyfor.jp/projects/ios?sns_share_token=

現在、残り35日で目標額の300万円の約半分が集まっています(私も支援しました!)。

私も実際にカンボジアの地雷原へ行き、地雷除去作業の様子を目の当たりにしましたが、かなり暑い中でゴツいヘルメットや防弾チョッキのような装備をつけて作業をするのは想像以上の重労働だとよく理解できました。それに加えて「爆発するかも・・・?」という心理的なプレッシャーも加わるので、相当きつい仕事です。

その仕事から人間を解放してくれるロボット「DMR」が普及することを願っています(ウクライナとかカンボジア胃外の国でも使われることを期待しています)。これ、現地に行ってみないと伝わりにくいかと思いますが、上記のReady forのページを見てもらうと、IOS社の代表である今井さんによる詳しい説明&アツい想いがわかると思います。ぜひ、見てみてください!

そして、最後に「新卒時に読んだ本」って?という話です。

IOS社の今井代表は、私が新卒で入社した会社を3ヶ月で辞めるきっかけにもなった本「毎日が冒険」に登場していたのでした!この本は多分、当時「自分はカタにはまりたくない」的な思いを抱いていた若者のバイブルだったと思います。私も27年前はそんな若者でしたwww

さて、ここまで読んでくださったみなさん、ぜひ、こちらのReady forのサイトも覗いていただければと思います!

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