ICT4D関連では最大規模の国際学会であるInternational Conference on Information Communication & Technology and Development (ICTD)が2016年6月に私の留学先であるミシガン大学(University of Michigan, Ann Arbor)にて開催されることが決まった(リンクはICT4Dの研究を行っているSchool of Information)。
この学会は国際開発にICTをどう活用するかというテーマの研究学会で、幅広い分野(人類学、コミュニケーション、コピュータ科学、デザイン、経済、電気工学、地理、保健等々)からのアプローチで研究者・産業界・市民社会そして政府関係者が集まる。これまでも以下の通りほぼ1年半ごとに開催されてきた。
・ICTD2006 – Berkeley (USA)
・ICTD2007 – Bangalore (India)
・ICTD2009 – Doha (Qatar)
・ICTD2010 – London (United Kingdom)
・ICTD2012 – Atlanta (USA)
・ICTD2013 – Cape Town (South Africa)
・ICTD2015 – Singapore
応募はPapers部門(2015/11/20〆切)とNotes部門(2016/1/15)。審査に通過した場合、Papersだとプレゼン、Notesだとポスター発表ができる。詳細はHPにて。自分も何か提出できないかと検討中。
また、Organizersのリンクを見ると、アメリカを中心としたICT4D関係の研究者のリストがあるので留学を検討している人にも参考になるかもしれない。
ちなみに今回の主催者は先日Tomonaritが書籍の紹介もしていたKentaro Toyama(外山健太郎)氏で私の指導教官。そのため、おそらく私も主催者側として色々とお手伝いすることになると思われる。大学のあるアナーバー(Ann Arbor)は気候的にも最高で、全米住みたい都市ランキングで毎回上位にくるような学園都市なので、皆さんぜひ参加をご検討ください(参加予定の方はご一報ください)。
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