イギリスの援助機関 DFID (Department for International Development)が、3月5日から5月27日まで、Webで”世界の貧困削減”のためのアイディア募集してます。2009年の夏に発行されるホワイトペーパー用だそう。Public Consultation Websiteってことで、以下の質問に誰でもコメント可能!(英語ですが。)
もちろんほとんどの素案はコンサルタントがつくるのだろうし、どの程度採用されるかは不明だけど、こういうアイディアが政府のホワイトペーパー作成にも使われるのって面白い。一つ前のTomonariの投稿にもインターネットで政治・社会を変える可能性についての話だったけど、でも何百何千もある雑多な投稿からキラリとひかるコメントを探すのはちょっと大変。
以下の5つの分野のドキュメントにそれぞれ、質問がついてます。
* 1. Building our common future
* 2. Global economic growth
* 3. Climate change
* 4. Fragile and conflict-affected countries
* 5. International institutional reform
投稿されたコメントをチラリと見てみたけど、ミクロな話とマクロな話が混じっていて、まとめるの大変そう!
もちろんイギリスの12箇所でFace-to-Faceでもconsultation eventsをやるそうです。見てみたいなあ。
コメント
ほぅ、面白い試みだね。どこ程度コメントが採用されるのだろうか。
穿った見方をすると、既に英国政府が抱いている案や方向性があって、それを「みんなの意見でこうしました」的な理由付けをする為に、同じ方向を向いているコメントをピックアップするんじゃないか?とも考えられるね。いわゆる「ゲームのルールを決めるのは政府」っていうeDemocracyの難しさってやつ。
でも、どうなるのか行方を追ってみたいですな。