バングラデシュの新聞に、お隣ミャンマーの記事が載っていた。
タイトルは「Myanmar poised for telecoms boom」。
記事の要約は以下の通り。
ミャンマーでは回線が弱いことやローミングが効かないことなどから、Blackberryやiphoneは機能を発揮できないのが現状である。
そんな中、政府もようやく通信状況改善に本腰を入れ始めた。そして海外の企業に通信事業の許可を与えるべく入札を開始。日本、オーストラリア、ドイツ、アメリカなど10カ国から11企業がリストに挙がっている。
ミャンマーの通信事業に日本企業も参入すべく動いてるというこの記事。日本からのミャンマー詣では続いているようだが、規制の関係などで実際に進出する企業は少ないと聞く。この日本企業がどこの会社なのかはわからないが、ミャンマー国がお墨付きをつけているこの事業、ぜひとも受注してもらいたいものである。
コメント
ミャンマーといえば、こんな記事もありました。
http://mmtimes.com/index.php/home-national-news/139-technology/1454-mpt-considers-new-cable-to-boost-telecoms.html
G4サービスを開始したり、通信の信頼性向上のために新しく海底ケーブル(SEA-ME-WE 5)につなげようと計画しているそうな。
NTTコミュニケーションが参入したみたいですよ。
日経に載ってました。下記は産経ですが・・・↓
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120904/biz12090422160040-n1.htm
他にもNTTドコモが国際ローミングサービスを開始したみたいです。
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1209/19/news117.html
背景には総務省がNTTグループと共同で対ミャンマーへの大規模なICT(通信)プロジェクトをしかけているみたいですね。
JICAさんが絡んでないとなるとJTECさんあたりがやっているんでしょうね。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20120907/421467/
>M.Miyazakiさん
詳しい情報ありがとうございます。SIerであればNTTデータが進出・・と思いましたが、現地向けSIではないですね。また、Docomoの件についても、パケットは対象外となってますね。この国ほんとに携帯データ通信が脆弱なんですよね。。。そして最後のJICAが絡んでいるかどうか、わかりません。今は本部を離れてしまったのでその辺りは未確認のまま、情報発信しておりますので、ご了承ください。
[…] と、このような記事を読んでいて、ふとミャンマーと似てる点を感じた。ご存知の方も多いですが、ミャンマーは2011年3月にセインテイン大統領を首班とする新政権が発足してから民主化が進み、アメリカの経済制裁が解かれ、急速にインフラ整備を中心に発展をしている。ICTセクターを見ると、エチオピア同様に政府系通信事業者が独占状態であったが、民営化を進める方針であり、通信事業者ライセンスの国際入札を行い、この6月にノルウェーとカタールの通信事業者が落札している。今後、この外国2社がICTセクターに参入することで一層のICTインフラ&サービスの改善が期待できる。ミャンマーの目標は現在10%程度の携帯電話普及率を2016年までに80%近くまで持ってこうというかなり強気なもの。このブログでも紹介したように、日本のIT企業もポスト中国、ポストベトナムのオフショア開発拠点としてミャンマー進出を行っている。日経コンピュータでも特集が組まれて「最後のフロンティア」なんて呼ばれてました。 […]
[…] と、このような記事を読んでいて、ふとミャンマーと似てる点を感じた。ご存知の方も多いですが、ミャンマーは2011年3月にテインセイン大統領を首班とする新政権が発足してから民主化が進み、アメリカの経済制裁が解かれ、急速にインフラ整備を中心に発展をしている。ICTセクターを見ると、エチオピア同様に政府系通信事業者が独占状態であったが、民営化を進める方針であり、通信事業者ライセンスの国際入札を行い、この6月にノルウェーとカタールの通信事業者が落札している。今後、この外国2社がICTセクターに参入することで一層のICTインフラ&サービスの改善が期待できる。ミャンマーの目標は現在10%程度の携帯電話普及率を2016年までに80%近くまで持ってこうというかなり強気なもの。このブログでも紹介したように、日本のIT企業もポスト中国、ポストベトナムのオフショア開発拠点としてミャンマー進出を行っている。日経コンピュータでも特集が組まれて「最後のフロンティア」なんて呼ばれてました。 […]