総務省が「変な人」を募集するという。 ちゃんとした名称は、「独創的な人向け特別枠(仮称)」。総務省Webサイトによれば、奇想天外でアンビシャスなICT技術課題に挑戦する人を支援する制度で、1年間の研究に300万円を支援するほか、外国人著名講師によるサマースクールなんかもやってくれるようだ。10名程度が採用されるという。
結構色々なサイトで、「お役所が面白いことやってるな」的なコメントが寄せられており、基本的に好感触な反応が多い。上記の図中にもスーパーバイザーのイメージに大仏が使われていたりしてる点や「異能」と「Innovation」を引っかけてる点などに、お役所がこれまでとはsomething differentなことをやろうとしている勢いが感じられるなぁ。
しかし、「変な人」から出てくるプロポーザルをどういう基準で評価して採択するのか?その採択基準が気になる。「普通の人」が「変な人」をどう選考するのか?
前回の投稿で総務省の進める地デジ日本方式の海外(途上国)展開について触れたが、今回の「変な人」の10名には是非、途上国でのICTの利活用についての取組・研究をする方を入れて欲しいと個人的には強く願ってます。
さらに、こういう募集を、是非、途上国でもやってほしい。もしくは、日本に住んでる途上国の人を対象にやってほしいとも思う。
いやはや、どんな事業・研究が採択されるのかが楽しみ。
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