100ドルのスマートフォンの登場

OLPC(One Laptop Per Child)などが出てきた数年前に、100ドルPCというのが話題になったが、今度は100ドルのスマートフォンも登場してきたとの記事がICTworksにあったので、それを紹介する。

注:日本ではiphoneが分割契約をすれば無料で手に入るが、あくまでsoftbankが負担をしてるに過ぎず、本体価格は400~600ドルくらいである。

100ドルのスマートフォンを発表したのは、中国のHuawei(華為)という会社で、とりあえずの販売先はケニアとのこと。スペックとしては、タッチディスプレイに3MピクセルカメラやHSDPA,Wi-fiなどを備えたスマートフォンと名乗るのに十分な端末であり、OSはGoogleのアンドロイドである。

先日アメリカで、アンドロイドのシェアが携帯OSのトップに立ったというニュースが流れたが、着実にアフリカにも進出しているようだ。

この端末がケニアに与えるインパクトとしては、日本におけるインパクトより相対的に大きい影響が想定される。事実、ケニアにおけるインターネットユーザの2/3は携帯経由というデータがあり、アフリカで固定電話より前に携帯電話が普及したように、デスクトップPCの前にスマートフォンが普及するということになるのもありえない話ではない。

ただ、普及にあたって気になる点としては、電池の持ち具合である。
アフリカでNokiaの端末などが大ヒットした大きな理由としては、スペックを最大限に落として電池の持ちを長くするというアイディアが電化率の低い農村部などのニーズにマッチしたからと考えられる。
これらのスマートフォンが都会の若者のヒット商品にとどまるのか、記事にあるように遠隔教育や医療などのにまで応用されていくのか、興味深く見てみたい。

それにしても、日本のメーカーがガラパゴスと呼ばれて久しいが、こんな価格でスマートフォンを出されてしまっては、いくらBOP向けの製品を低価格で作ったところで、日本企業が進出するのはかなり厳しいだろうなぁ。

“100ドルのスマートフォンの登場” への6件の返信

  1. 遅レスですが、これケニヤに9月末に行ったときに買ってきました。
    このようなデバイスが市民の情報アクセスや政府のサービス拡充にどのように役立たせられるかを考えるとわくわくしてきます。

    ちなみに7999シリング=約80ドルで購入できました。 

    電池の持ち: どれぐらい通信するかにもよるでしょうが、自分の場合はカスタムロムを入れ、GSM、WIFIオンにしてほとんど通信しない場合で2-3日持っています。 5V1A以下で充電できるので安い太陽電池でも十分充電できます。

    中国製の携帯はある程度ロットがまとまれば多彩なカスタマイズができるのが特徴みたいで、この間の会議では無名メーカーのアンドロイド携帯、100ドルでプロジェクター付の機器をインド人の友達から見せてもらいました。 

    携帯端末の可能性は色々考えられるので面白いですね。

  2. >あっちゃんさん
    100ドルでプロジェクター付!驚きですね。欲しいなぁ。
    携帯端末の進化はすごいですね。

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