週刊「東洋経済」1月9日号のタイトルが、「アフリカ ―地球上最後の新興市場― の衝撃 徹底解明!」というものだったので、思わず買ってみた。そこでも携帯電話普及率の話などが書いてあったが、ICT4Dっぽいネタもあったのでご紹介。
理想科学工業という会社が、アフリカの学校向けにコピー機(正確には孔版印刷機)販売でシェアを伸ばしているという。理想科学工業は、先進国向けの孔版印刷機モデルから機能を絞って価格を抑えた「アフリカモデル」(20万円台)をリリースし、南アフリカの小・中学校市場においてかなりのシェアを占め、さらにナイジェリアやエチオピアへも進出する予定らしい。でも、中国企業が競合製品をより安い価格(10万円台)で販売してきているということも書かれていた。さすが、中国。
確かに自分がいたエチオピアの田舎の高校でも、テストの度に手回しのガリ版印刷機で何百枚ものテスト用紙をすっていた覚えが。コピー機感覚で使えるものがあれば、超ラクになるなぁ。と、ニーズがあるのは納得。アフリカ市場で頑張っている日本企業がいることが嬉しい。是非、中国企業に負けないで日本ならではの、「長持ち」&「高品質」といった点で、アフリカ市場を開拓して欲しいです。
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