最近、ICT4D分野だけに限らず、先進国の技術を利用し、途上国の人々の暮らしを改善するというプロジェクトが増えてきた。
しかしながら、技術力のある企業は途上国とのパイプがなく、また、その技術を必要とする途上国の人々は、テクノロジーを活用した自分達の暮らしをよくするアイテムがあることを知らない。また、そのようなアイテムの存在を知ることが出来ても、購入するための資金に問題がある。
このような状況を打破するためにコペルニクというNPOがある。
- 途上国向きに製品を開発・製造している「企業」
- 途上国の現場でその製品を必要としている人々をサポートしている「現地NGO」
- そのような製品が途上国で利用され人々の暮らしが改善することを支援したいと思う「普通の人達」
これら3社を繋いで、テクノロジーによる途上国開発を促進させるのが、このコペルニクというNPO。
2009年に国連出身のメンバーが中心となり設立したNPOで、Webサイト上で、途上国向きの製品を紹介し、さらにその製品を必要とするプロジェクトの紹介をしている。そして、Kivaのように、このWebサイトを訪れた人は、Webサイト上で一口いくらの寄付が出来るようになっている。Kivaは、有志の日本人の方達が日本語ページを作製しているけれど、このコペルニクのWebサイトも、最近、日本語版が出来た。これで日本人も寄付に参加しやすくなったようだ。これを機に、日本企業製品がもっと途上国の開発にも利用されると願いたい。
コメント
コペルニクの紹介有難うございます。
このブログ非常に深みがあって勉強になります。
今後とも読ませていただきます。
コペルニク 中村
中村さん
コメントどうもありがとうございます。
コペルニク創設者の方からコメント頂けるとはビックリです!
コペルニクの活動応援しておりますので、ICT関連のプロジェクト等については、本ブログでもご紹介させて下さい。
宜しくお願いします。