ガーナでインターネットをどうしようかと思っていたのですが、まぁ、最も手っ取り早い方法なので、プリペイドカードでチャージ出来るwifiルーターを買って使うことにしました。早速、ショッピングモールにあるVodafoneに行って写真のwifiルーターについての説明を聞く。最初に4GBデータ通信分のチャージがされていて、金額は186セディ(≒7,500円)とのこと。4GBのデータ通信って、どんくらいなのかがイマイチ想像出来ず、お店のお姉さんに聞いてみると、「Very very much!」との回答・・・。まぁ、そんなもんだよね、と思い購入。
ついでに妻の携帯電話も購入。iPhoneとかGALAXYなんかも売ってたけど、安いのでOKってことで写真のものを買ってみた(ホントは50~100ドルの怪しいスマホを買いたかったのですが、それらしきものをすぐには見つけられず断念・・・)。当たり前のようにSIMカードは2つ入るようになってる。そして、SIMカードもVodafoneのものを購入。以前このブログでも書いたように、エチオピアでSIMカードやらUSBモデムを買ったときには、エチオピアテレコムのオフィスに行って約半日がかりの作業でしたが、ガーナでは超簡単。パスポートとか身分証明書(自分はiPhoneのなかに写真データがあったので、それ見せたらそれでもOKでした)見せたら、それでOK。上記のwifiルーターも含め、その場でチャッチャっとやってくれて、すぐに使えるようになった。混んでたので待ち時間入れても30分かからないくらい。
家に帰って、wifiルーターを開封し、iPadやらPCやらでインターネットをしてみると、驚くほど快適!流石に日本の環境ほどではないが、Youtubeもそれなりに見られる。これには驚いた。早速、妻は日本の友人とViberでおしゃべりを楽しんでいました。ICTの発達はすごいもんだなぁ。
最後にガーナの携帯電話事情についてちょっと触れておくと、シェアの多い順に、MTN、Vodafone、Tigo、Airtel、ってな感じです(下記円グラフ)。ITUの統計によると、2012年に普及率100%超え(100.99%)を果たしている。上記のようにチャッチャッとSIMが購入出来たりするので、Subscriptionは簡単に増えたんじゃないかと思う。勿論、100%超えと言っても、一人で複数社のSIMを持っていたりするので、地方含めて国民全員が携帯を持っているって訳じゃないですが、エチオピアの22.37%(同じITUの統計の2012年度の数字)と比べると凄い進んでいる。
面白いのは、Vodafoneが2008年に国営のガーナテレコムを買収している点。「ガーナを知るための47章」によると、
“ガーナテレコムは、携帯電話の普及や国営企業ゆえの採算度外視の経営で弱体化していたのだが、9億ドルでボーダフォンに買いたたかれてしまい、ガーナ国内でも物議をかもした。しかし、給与や待遇面が向上したので、労働者は総じて歓迎ムードだという。”
アクラの国際空港に降り立ったときから、Vodafoneの広告がやたら目についたけど、なんとなく納得。
コメント
[…] ガーナの携帯電話事業者Tigo(Tigoはガーナでは3番手のシェア(約15%)を占めている携帯電話事業者)が、世銀グループのIFCとMasterCard Foundationの支援を受けて、モバイルマネー普及促進活動に力を入れるとのこと。支援金額は2百万USDで、IFCがTigoに対してビジネス展開のためのアドバイザリーサービスも提供するという。IFCのWebサイトにも載っていました。 […]
[…] この3週間、神戸情報大学院大学とTV会議システムとスカイプをつないで、遠隔講義をやらせて頂きました。その際、スカイプの映像が驚くほどきれいでびっくり。ガーナでは以前このブログで紹介したポケットWifiルーターを使ってネット接続していたのですが、それでもこんなに鮮明な動画がやりとり出来るのかとホントに驚きました。 […]