スマホの次に流行るのは・・・ガラホ!?

アジア・大洋州

こんにちは、Kanotです。 スマホの次に何が来るのか、よく挙がる話題だと思いますが、そんな中で、このようなニュースが飛び込んできました。

スマホの世界的な売り上げは2018年に4%減少し、市場拡大はひと段落という状態になってきている。その一方で、売上を着実に伸ばしている携帯電話がある。それは、スマートフィーチャーフォンである。そしてその需要を引っ張っているのはインドである。
(下記記事のサマリーです)

https://www.xda-developers.com/india-smart-feature-phone-growth/

なるほど、インドではスマホからスマートフィーチャーフォンに売れ筋マーケットが移行しているのか。確かにスマホの機能を持ったフィーチャーフォン(ガラケー)って新しい考え方かもしれないな・・・とか読んでいたら、気がつきました。

あっ、これってガラホのことじゃん!!

記事によると、高額である・操作が難しい、というスマホの特性を補うのが、スマートフィーチャーフォンとのことです。確かに電気の不安定な国では、電池の長持ちするスマホに対する需要は非常に高いはずで、ガラホがその役を担う潜在的な可能性はあったのだなと改めて気づきました。
(補足:写真はインドのReliance Jio社のスマートフィーチャーフォン)

スマートフィーチャーフォンに関する数字的なインパクト見込みは以下の通りです。

  • 280億米ドルが今後3年間のマーケットチャンスである
  • 2018年の成長率は、なんと252%!
  • 2021年まで3.7億台のスマートフィーチャーフォン需要が見込まれる

日本企業の皆さん、これは散々バカにされつつも(偏見??)開発を続けてきたガラホを世界に売り出すチャンスかもしれませんよ!

ニュースレターはじめました。テクノロジーと国際開発(ICT4D)に関する新規ブログ記事・海外ニュース・イベント情報などを月1〜2回発信しています。以下フォームからご参加ください。詳細はこちら

Kanot
フォローする
アジア・大洋州ビジネス
ICT for Development .JP

コメント

  1. Ozaki Yuji より:

    いまだにメイン端末が折り畳みのガラケーだし、デジタルカメラ(一眼レフ)の操作も物理ボタンやダイアル操作の方がしっくりくるOzakiです。

    記事中で指摘されている、「スマートフォンの難しさ」の原因の多くは、画面(タッチスクリーン)操作まわりであろうと想像します。「タッチのレスポンスが遅い」「タッチしたところとは異なる場所が反応する」など、利用者の期待との差が大きかったり、使い方に身体的な「コツ」を強く要求されると「難しい」と感じるのではないでしょうか。

    できるかできないか、で考えると、スマートフォンの方ができることが圧倒的に多いのですが、「できる」が必ずしも「期待通りにできる」を意味しないことが問題でしょうね。非機能要件ネタです。
    コンピュータもそうですが、現状で安価なスマートフォンやタブレットをうまく使うには、かなり高めの局所的なスキル・作法を要求されるんじゃないか、と。

    安価なスマートフォンって、閲覧専用端末として使うならまだしも、何らかの入力操作(スクリーンのタッチを含む)を要求されると激しくイライラさせられるんですよね。
    だったら、見た目どおりに、電話機(フォン)としての機能を確実に期待できるガラホもありかなあ、と。
    バッテリー持ちについては、できることが少ない→操作時間が少なくなる→バッテリー消費量削減、という効果(?)もありそうですしね。

  2. Kanot Kanot より:

    コメント遅れましてすみません!確かにスマホは慣れるととても使いやすいですが、慣れるほど使わない人たちというのも一定数いますよね。そういう人たちには確かにハードル高いのかもしれません。
    そしてやはり一番のネックは電池で、画面の大きさと電池の消費量は比例すると思うので、電池の持つガラホというのはニーズ高いんだろうなと思います。

  3. 中川正雄 より:

    スマートフィーチャーフォンとガラホは、OSもちがうし、まったく別物。スマートフィーチャーフォンはスマホをボタン操作でするもの。ガラホも需要はあるし。どっちも販売して欲しい

タイトルとURLをコピーしました