コンゴ共和国でタブレット型端末が発売された(上記写真)。
輸入品じゃなく、コンゴ共和国の会社が開発した製品である。価格は日本円換算で約2万3000円で、アフリカの他の国やベルギー、フランス、インドへも販売する計画という。iPadに比べると安いけど、もっと安いタブレットは中国製などで沢山あるし、インドでは35ドルタブレット(下の動画)なんかもあるから、売れるのかちょっと心配ではあるものの、「とうとうここまで来たか!」という驚き&喜びも。
でも、コンゴ共和国には適当な工場がないため、生産拠点は中国。アフリカの会社が開発した電機製品が中国で生産されてヨーロッパやインドへ販売されるわけです。アフリカで携帯電話がここまで普及したことだけでも驚きだったのに、この変化は凄いなぁ。
そんなコンゴ共和国のニュースに驚いたら、エチオピアの友人から「携帯電話がエチオピアのブランドで製造・販売されている」という話を聞いて、これまたびっくり。中国のZTEが携帯製造工場をエチオピアのバハルダール市に設立し、そこでエチオピア向け携帯電話を製造している。確かにそんなニュースは聞いたことがあったけど、エチオピアの湖の名前「TANA」なんてブランドで売られているとは(下の写真がその携帯)。流石だなぁ、中国。しかし、品質管理とかどの程度出来ているのかな?とちょっと気になる。
アフリカと言えば中国や韓国からの輸入品ばかりかと思っていたら、気が付けばメイド・イン・アフリカの製品が出回るご時世に。これから、どんな新製品が出てくるのだろうか。ハード面でもソフト面でもICT@アフリカは面白そうです。
コメント
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友人からエチオピア製造の携帯写真を貰ったので、アップしました。
キーボードをよく見ると、数字、英語に加えてアムハラ語(エチオピア語)が書いてある。マニアにはかなり魅力的ですな。。。
あたし、欲しいかも。この携帯・・・
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