OLPC(One Laptop for Child,)の最近のニュースが世銀のPSDblogにUpされました。オリジナルはカナダのBlog、WALRUSからの引用を用いています。
タイトルは”OLPC Smackdown”。OLPCにお灸!ってことですが・・・。
つまりは、最近のモバイルPCの軽量化、低価格化の流れがあるのに、そもそもOLPCという独自の機種の開発を続け、途上国の子供たちに”一人一台のノートPCを”普及させる意味がほんとにあるの??と問いかけてます。WALRUSの Jon Evansは、かなり、根本的なOLPC反対論者のようです。曰く、
- It was a bad idea to begin with. そもそもOLPCのアイディアがいけてない!
- The XO laptop is a piece of crap. XO(OLPCのコンピュータ名)はクズ同然!
と、ボコボコです。ICT4Dの最たるプロジェクトともいえるOLPC、開始当初からその賛否をめぐって、論議がかわされてきましたが、今後どうなるんでしょ。確か各メーカーがだしてる小型モバイル、価格的にはOLPCに近くなってきてるし、新たなHW,SW,OSをわざわざ開発しなくちゃいけない、理由がちょっと不明瞭です。
それでも、途上国の現場の一部では、OLPCによって、情報にアクセスできた子供たちの喜びの声が聞こえきているのは確か。
今後もウォッチします、OLPC。
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*そもそもOLPCって、、、?
“OLPCは、世界中、特に開発途上国の 子供たちに革新的な教育理論に基づく学習の手段を提供することを目的として活動しているNPOである。このプロジェクトの実践にあたり、必要となるハード ウェア(”XO”と呼ばれるラップトップ)・ソフトウェア(“Sugar”と呼ばれる親しみやすいユーザインタフェースや”(Squeak) Etoys”など)、そしてこれらを学習コミュニティとしてつなぎあわせるメッシュネットワークやコンテンツの開発、コンテンツを提供するスクールサーバ の開発などが現在世界中のボランティアの力を得て、進行中である。”
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
コメント
OLPCはエチオピアの色々なところにも
入ってきてるみたいですよ。
アジスの小学校やメケレの工科大学とか…。
具体的な学校の名前もJOCVに聞けば分かりますよ。
以前、Tomonariがmixi日記に書いていた
エチオピアのOLPCの動画を発見しました。
>ビズアイユさん
以前、メールさせて頂いたタケウチです。
覚えていますか?Campus mateのサイトも拝見させてもらっています。法人登録完了おめでとうございます!
OLPCエチオピアにも入ってきているんですね。
小学生向けのPCなのにメケレの工科大学(MIT)にも入っているんですね。
今度、エチオピアに行くチャンスがあれば、OLPCを使っている学校へ行ってみたいものです。
[…] 前回のMakiの投稿にもあったように反対派の意見としては、 […]
[…] ・One Laptop Per Child ・OLPCは失敗例の見本なのか ・エチオピアのOLPC調査結果 […]