自分よりも途上国の人達の方がインターネット・リテラシーが高いかもしれない・・・

ども、Tomonaritです。昨日に続きセブンイレブンのかき氷、「抹茶練乳氷」も美味い・・・。

さて、今日(8月11日)の日経新聞に「消えた7億フォロワー、揺れる「いいね!」経済 」という記事が掲載されていました。詳しくは、ニュースをチェックして貰えればと思いますが、簡単にいうと、以下の内容。

Facebookとツイッターの2社が1月以降に合計7億件の偽アカウント(botや休眠アカウント)を削除したとのこと。2社の実働利用者は約25億人なので、約4分の1に相当する偽アカウントが消えた。米国のトランプ大統領やオバマ前大統領、インドのモディ首相など、のフォロワーも一気に減りました。また、ツイッターが偽アカウントを削除した7月13日、アイドル「仮面女子」のメンバーのフォロワーが45万人も減ったとのこと。

このニュースを見て、ICT4D分野でも昔から言われているように、やはりICTはツールであり、それを使いこなす人間側のモラルとかリテラシー(嘘を見抜く力とか信頼出来る情報を見極める力も含め)が重要だと改めて感じました。

自分はアマゾンのレビューとか食べログの☆の数とかはあまり気にしないタイプです。むしろ、同じ☆3つでも、自分が欲しいと思っているアイテムや行って見たいお店なら、「☆3つあるから、やっぱ一般的に見ても悪くないね」とポジティブに捉えるし、逆に欲しくないアイテムや関心のないお店なら、「☆3つしかないなら、やはり大したことないな」とネガティブに受け取ったり。

なので、大統領やアイドルのフォロワー数が数十万人減ったところで、確かに驚きのニュースではあるものの、「で、何か変わるのか?」というと、特に変わることはないんじゃないかな、と思っています。考えが浅過ぎか…?

しかしながら、先日、自分も偽ニュースを信じそうになりました。「世界初のブロックチェーンによる選挙がシエラレオネで行われた」というニュースを見て、ちょっと興奮していました。このブログにも書こうと。

でも、後に誤報と判明。全面的にブロックチェーンを使って選挙そのものが行われたのではなく、選挙監視のための「公認オブザーバー」として参加したスイスのAgora社が、特定地域の投票集計にブロックチェーン技術を活用したというものでした(公式に集計された投票数と照らし合わせるのが目的)。

誤解を招くニュースが出たのは、スイスの企業Agora社のメディアへの情報提供の仕方に問題があった(←「シエラレオネの選挙にブロックチェーン導入の誤報の発信元は?」)ということですが、このニュースが出回った理由は、それ以上に、「ブロックチェーンで選挙?!しかも、シエラレオネで!」と興奮してしまった自分のような人間が沢山いたからなんだと感じます。人間、自分の信じたいように物事を見る傾向がありますね。

そう考えてみると、ソーシャルメディアは、1を100にすると言うか、ちょっとした意見を助長出来るというか、そういう増幅機能が強いのだと感じます。フォロワーの数とか「いいね」の数とか、何故か活字になっていると、それなりに信じてしまうという傾向(自分だけか?)も相まって、自分の信じたい事実のみピックアップしていったり、自分と同じように考えるコミュニティに加わったりと。ICTは人の能力を増幅(Amplify)するといういうKentara Toyama教授の主張とも、ちょっと違う角度ですが、思い込みを「増幅(Amplify)する」という点では繋がるものがあるのかも。

そして、これまでなんどもICTの活用には「リテラシーが重要」と偉そうに言っていましたが、自分自信を振り返り、改めてもっと気をつけようと思いました。

一方、「じゃ、嘘を見抜く能力をどう身につけるのか?」を考えてみました。勿論、公的機関や大手新聞など色んな情報ソースに当たって確認する癖を付けて行くのが「王道」だと思いますが、これは面倒。

おそらくネットの使い方に長けた人達(若い人達)は、単純に☆の数はあてにせず、「◯◯ってどう?」と自分の信頼出来る友人コミュニティに問いかけ、友人からの意見を参考しているのではないかと思います。不特定多数の知らない人の意見よりも、それなりの数(数百人位はSNSで繋がっている)の友人の意見をあてにするというかたち。そして、恣意的な思い込みかもしれないですが、途上国の人達って自然とそういう使い方が出来ているような気がします(家族や友人間での密なコミュニケーションがそのままネット上でも展開されているような)。

もしや自分よりも途上国の人達の方がインターネット・リテラシーが高いかもしれない(使い方が上手いかもしれない)、とドキリとしつつも、自分は「王道」のほうで対抗して行きたいと思います。

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