VRをカンボジアで!?ラストマイルワークス株式会社

アジア・大洋州

先日、カンボジアのイノベーションハブであるFactoryをご紹介しましたが、今度はそこに入居している(おそらく唯一の)日本企業であるラストマイルワークス株式会社(LASTMILE WORKS Co., Ltd.)を紹介します。まさに途上国xテクノロジーを地で行っている会社です。

ラストマイルワークスは不動産のVR(Virtual Reality:仮想現実)を手がける会社です。不動産でVR?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、百聞は一見にしかずということで、以下の通りプノンペンでデモをしてもらいました。動画に写っているのがCEOの小林雄さんです。

LastMileWorks

これをカンボジアで作ってるってすごくないですか?しかも社員のほとんどはカンボジア人エンジニアです。そして、このモニターがFactoryのカフェ付近に設置されていることもあり、施設のイノベーションっぽさを高めるのに一役買っていました

VRといっても、現時点ではカンボジア国内ではニーズがあまりないため、主な顧客は日本の不動産関係会社で、そこから受注してVR作成をしているようです。

ヘッドマウントディスプレイを使ってVRも見させていただきましたが、今後はこのような形で部屋の内覧ができるのだなぁと非常に興奮してしまいました。試しに2階から1階に飛び降りてみたりしたのですが(笑)、なかなかリアルにできていて、本当に足がすくんでしまいました。

こちらがプロモーション動画です。こんな世界がもう実現されています。

terior Showreel 2017

もひとつプロモーション動画です。VR上で人と会ったり、物を作って人に見せたり、といったソーシャルネットワークを目指したもので、一時期一世風靡したセカンドライフのVR版が出る日も近いのかもしれません。これがリアルに近づいたら、ほんとに世界中から同じオフィスで仕事をするということも可能になるかもしれません。

6DoF技術を利用した住宅業界向けソーシャルVRサービス 「comony homes」

実際のオフィスも訪問させていただきました。以下の写真に見えるように、ワンフロア右側ぶち抜きでラストマイルワークスです。

こちらは社内の様子。

現状30人ほどのエンジニアを抱え、多くのカンボジア人VRエンジニアを育てているのですが、まだ市場が多くないこともあり、自身が業務を通じて身につけられるVRエンジニアとしての市場価値をわかってもらうことに苦労されている様子が伺えました。

また、カンボジア人の特徴として、残業して納期を守ったり質を上げたりといったことよりも、残業せずに家族や仲間との時間を大切にする風潮という点についても、日本と違う点として言及されていました。

今後もVR技術を中心に、テクノロジーと教育という観点にもビジネスを広げていきたいとのこと、ぜひ頑張っていただきたいです。

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