UNDPが面白い雑誌をホームページに掲載しています。「Africa Innovates」という雑誌で、創刊号「Africa Innovates Magazine 50」は、副題が「新型コロナウイルス(COVID-19)に取り組むアフリカ発のイノベーション50選」ということで、COVID-19対策で活躍するアフリカの起業家50人を紹介する内容になっています。日本語で読めるのが嬉しいところ。以下、UNDPのホームページからの抜粋です。
より良い将来を見据えた復興。それが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)からのグローバルな復興を図るための合言葉ですが、アフリカもその例外ではありません。世界は依然として、未曽有の世界的大流行(パンデミック)の重みに耐えきれず、揺らいでいます。
経済も、政治も、そして残念なことに人命も、無傷でいられるものは何もありません。しかし、規範的で正統であったモデルが砕け散る中で、今までとは違うものが生まれています。
これまで隠れていたアフリカの若者の才能や創意工夫が花開くための下地を作っているのです。コロナ禍の中に課題を解決するチャンスを見出すことで、絶望ではなく、可能性と希望への確信を高めているアフリカのイノベーターを探し、その中から 50 人を発見しました。
https://www.jp.undp.org/content/tokyo/ja/home/library/africa_innovates_magazine.html
ドローン、ロボット、接触追跡アプリ、非接触性検査キット、持ち運び可能なハンズフリー殺菌室、酸素製造機、ゲノム読解、AI搭載医療用チャットボット、などがアフリカでCOVID-19対策として開発されているとは・・・!正直驚きでした。
ちょうど前回の投稿「映画「GOGO(ゴゴ)94歳の小学生」公開記念オンラインイベント(12月26日土曜14時)」で紹介した映画をイベント準備のために公開前にDVDで観賞させて頂きました。ケニアの田舎の学校の様子、「94歳にして初めて村から出た」というおばあちゃんのセリフなどを見た後に、この「Africa Innovates」創刊号を見て、そのギャップを新ためて実感。
「アフリカ」と一言でくくるには多過ぎる国があり、さらに一国の中でも都会と田舎で全然違うという環境。そのギャップをネガティブではなく、「こんな面白いところはない!」、「何か起きるぞ!」とポジティブに捉えたいなと思いました。「Afirca Innovates」はアフリカの未来を想像するが楽しくなるような内容でした。オススメ!
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