Socail Network Service(SNS)といえば、Mixiがすぐ思いつく。外国だと、MySpaceやFacebookが有名どころか。
ある調査によれば、世界の代表的なSNSの登録者数は13億以上!!
まぁ、一人でいくつものSNSに登録している人もいるはずだから、ちゃんとしたユーザー数を見るとそんないないわけだけど、それでも凄い数だと思う。
そんなSNSを途上国の開発にもどうにか使えぬものか?と思ったら、ドイツのInwentってところが、そんな試みをやっている模様。
InwentはGTZの支援を受けて、途上国の人々にもe-learning等を提供している団体。
そのInwentが運営する「Alumniportal Deutschland」となずけられたSNSサイトで、ドイツで教育やトレーニングを受けた人たち(例えば、GTZが支援してトレーニングに受入れた途上国からの研修生とか)がネットワークを作り、専門知識や経験を交換することで、各々の国へ帰ったあとでも、持続的な知識習得が出来るようになることが期待されているのかと思われる。
「ほー、なるほど」と思うアイデアだけど、アフリカを初めとする開発途上国の人々がSNSなんて使うの?という疑問がすぐ浮かぶ。
そこで探してみたら、世界のSNSのユーザー分布っていうデータが。これを見てみると、アフリカでは流石にSNSが広く使われているとはいえないけれど、アジアや中米、東欧ではかなりSNSが利用されているんじゃないかと感じる。
確かに自分の友人のアフリカ人もFacebookを結構使ってるしなぁ。
そこで、Alumniportal Deutschlandにユーザー登録して、その盛り上がりようを見てみた。
そしたら、2008年夏からはじまったこともあるけれど、約2500名のユーザー数を誇りながらも、妬く50あるコミュニティはほとんど開店休業状態。。。
やはりなかなか思惑通りにはいっていない様子。しかし、「SNSで何か出来そう」とういう思いは払拭出来ない。今後、ICT4D分野でどんなSNS活用が生まれるのか期待したいところです。
コメント
[…] 各国の規制が異なるから当分は先の話ではあるけれど、そのうちFacebookのような匿名性のないSNSとかを通して、電子マネーやポイントサービスをうまく組み合わせれば簡単に、P2P lendingができる世の中にそのうちなるのかなぁと、思う。このまえもう一人の管理人tomonariの記事もご参考に。>>SNSの可能性 […]
[…] 確かにKivaではBorrowerの顔やなりは分かるけど、そこまで深いコミュニケーションはとれない。 ”自分が投資をしている”感を得るには、Mobile Movementの発想は面白い。よりSNS的発想というか。 […]
[…] そう言えば、大分昔(2009年)の投稿「SNSの可能性」の中でも紹介していたのですが、ドイツのGIZ(ドイツのJICAみたいな組織)が「Alumniportal Deutschland」というSNSサイトを2008年からやっており、2009年時点では約2500人だったユーザー数が、現在は15万人近くまで拡大していました。 […]
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