日本でICT4Dカンファレンスをやってみたい!

アカデミック

こんにちは、Kanotです。先日の一般社団法人設のアナウンスの中で、ICT4D学会設立、というのを書いたのですが、もう少しその企画(妄想含む)を紹介したいと思います。

話の発端は、日本で唯一のICT4Dに特化した修士号コースを持つ大学(これだけで大学が特定できる方は、ICT4Dマニア認定です(笑))の方達と話をしていた時に遡ります。

日本でも、色々な場所にICT4Dに関連する活動をしている人がいるのだが、その人たちが一堂に会する場所というのがない。そういう人向けのプラットフォームが作れたら面白いのでは?といった社団法人設立の経緯を話していたのですが、その流れの中で「じゃあICT4Dのカンファレンス (研究学会・プロジェクト発表会みたいなもの)を、うちの大学と一般社団法人ICT4Dの共催でやってみましょうか。うちの学生の発表の機会にも繋がりますし。」という嬉しいリアクションをいただき、企画がスタートすることになりました。

まだ時期も内容も詰まっていないのですが、例えば、以下のようなカンファレンスができたらいいな思っています。おそらく研究・実務という垣根を作るほどの規模にはならないかつ、研究・実務の垣根はぶっ壊して行きたいので、実務家と研究者がMixできるような形で行きたいと思っています

  • 一般社団法人ICT4Dとその大学の共催(開催が正式に決まったら大学名を公表します)
  • ICT4D分野で実績のある方をキーノートスピーカーに招聘
  • 研究者によるICT4D関連研究のプレゼン・ポスター発表
  • 実務家によるICT4D関連プロジェクトのプレゼン・ポスター発表
  • 参加者によるオープン・ディスカッション

などのコンテンツで一日がかりのイベントにできないかなと思っています。プロトタイプの展示や、子供向けプログラミング体験とか入れても面白いかもですね。

想定する参加者は、以下のような方たちです。

  • 日本にいるICT4D関係者(産官学問わず)
  • ICT4Dに興味を持っている実務家・研究者・学生
  • ICT4D分野の留学生

言語をどこまで日本語と英語を混ぜていくかが悩ましいところですが(英語にすれば留学生が参加しやすくなる一方、日本人側のハードルが上がってしまう)、そのようなお祭り・イベントができないかなと妄想しているところです。

また、更に欲張って追加でできたらいいなと思っているのは以下の2点です。

  • 論文誌の発行
  • アジア各国からの参加者

1つ目の論文誌については、やろうとするとかなりの労力と責任と適切なレビューアーの選定が必要であり、なかなかハードル高いかなと思っています。要旨集までが無難と言ったところですかね。

2つ目のアジアからの参加者については、私がこの企画を色々な場所に吹聴していたところ、スウェーデンとマレーシアのICT4D関連の教授・団体が関心を示してくれました。彼らと話をする中で、アジアのICT4D学生をターゲットにしようだとか、海外のファンドに資金支援依頼をするなどと、話が大きくなり始めています。 

さて、本当に実施までこぎつけることができるのか、狼少年となるのか、続きとさらなる詳細は、10月1日稼働開始のオンラインサロンで実行メンバー募って進めたいなと思ってます。もしこのカンファレンスの企画・運営にご興味ある方いらっしゃいましたら、ご一報ください!

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コメント

  1. […] 何度か当ブログでもアイディア等を共有してきましたが(関連投稿1、関連投稿2)、ICT4Dに興味を持つ方たちのためのオンライン・コミュニティである「ICT for Development Lab」が、201 […]

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