ICT4Dの仕事をゲットするには?

キャリア・求人
Source: https://ict4djobs.com/

ども、Tomonaritです。わたしがロールモデルとしているICT4D分野の実務者の一人、Wayan Vota氏がICT4D分野で仕事をゲットするにはどうしたら良いか?というテーマで動画をアップしてました。Wayan氏はICTWorksというブログをスゴイ頻繁に更新しており、また、ICT4D JobsというサイトやNewsletterでこの分野の求人情報も発信しています。わたしもこのNewsletterには登録しているのですが、毎回、国際機関、国際NGO、民間企業などの求人情報が豊富に掲載されていて「こんなポジションがあるんだなぁ」と思いながら眺めています。これ眺めるだけでも、どういうスキルが求められているのかの参考になるので、転職を考えていない人でもオススメです。

さて、この動画は「ICT4D Job Advice」というタイトルでインタビュアーの方との対談形式になっています。25分程度なので時間のある人は閲覧してみると良いと思います。

見てみて感じた点を以下、書いてみます。

  • どうしたらICT4D分野の仕事をゲットできるか?→人脈づくりが重要(どの業界でも同じですね)。10分、15分のインタビューで端的に聞きたいことを聞けるように。例えば、TechChangeのようなオンラインコースに参加すると同じ興味・関心を持つ人と繋がれるので、そこから人脈作っていく方法もあり得る。
  • 修士号は必要か?→そりゃそうだけどお金もかかるので「何を勉強して、その後のキャリアでどう活かすか?」も考えて。また、必ずしも有名な大学院(=費用が高い)だけじゃなくて国連平和大学のような選択肢もあるよ。何を勉強するか?は自分がロールモデルにしたいと思う人がどんな学歴・経歴か?を見て参考にするほう法も。
  • テクノロジー分野ではどんな技術を勉強するのが良いか?→自分の興味がある技術・ツールを学べば良い。技術・ツールそのものよりも、全体をデザイン、マネジメントする能力が重要になってくる(技術・ツールがなんであれ、例えば、どんなデータを、どうやって収集し、どうやって政策決定者にわかるように分析・可視化して、いかに政策に反映し、そのデータを提供してくれた方々にどうフィードバックするか?といったことが重要)。
  • とはいえ、トレンドとしてどのようなテクノロジーに注目しているか?→「データサイエンス」。国際機関などの多くは、国際開発事業から得られるデータをどう活用するか?に高い関心を寄せている。
  • ICT4D分野ではどんな機関や企業があるか?→USAID、UNICEF、ゲイツ財団、FHI360など(最後の5分くらいで具体的な名称を複数あげているので最後の5分を見ることをオススメします)

と、こんな感じ話なのですが、全体を通じてちょいちょい出てくるのが「インターンシップを活用する」という点。例えば、途上国でもICT4D分野のスタートアップは多くあり、とてもおもしろい事業を展開しているけど、人材不足。また人材が欲しいけど十分なサラリーを提供できないでいる・・・。なのでそういうスタートアップでインターンシップの機会を得て現場経験を積むというのが良い入り口になるだろうという話でした。

これは非常に納得感がありました。わたしはインターンシップの経験がないのですが、ある意味、協力隊がその代わりだったかなぁと思います。当時は今ほど途上国のスタートアップもなかったので、そういうアイデア自体が思いつかなかったですが、今ならいろいろなチャンスがありそうですね。ICT4D分野ならリモートでも出来る仕事がありますし、学生さんなら是非トライして見るのが良いと思いました。

関心のあるスタートアップに直接メールして見てもいいでしょうし、海外(特に途上国)インターンシップの機会提供をしているタイガーモブさんのようなサービスを活用する方法もあると思います。

これらかICT4D分野で仕事をしたいと思っている方、上記の動画はアメリカをベースにして話していますが、とても参考になると思いますよ!

ニュースレターはじめました。テクノロジーと国際開発(ICT4D)に関する新規ブログ記事・海外ニュース・イベント情報などを月1〜2回発信しています。以下フォームからご参加ください。詳細はこちら

フォローする
キャリア・求人

コメント

タイトルとURLをコピーしました