ICT4D教科書翻訳プロジェクト【005】出版に向けて

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ども、Tomonaritです。この「ICT4D教科書翻訳プロジェクト」、【004】を書いてから気づけば半年以上が経過。

「もしや頓挫したか?」

と思われても仕方ないほど、進捗を書いてませんでした・・・。ごめんなさいm(_ _)m

実態はというと・・・、実は着々と出版に向けて進んでいます!
ということで、以下、前回(2021年4月)からの動きを書いてみます。

出版社さん、現る!

前回の投稿で書いたように、約半年前にこの翻訳本を出版してくださる出版社さんが決まったのでした。それは、知る人ぞ知る日本評論社さんです。1918年(大正7年)創業の歴史ある出版社さんに取り扱ってもらえるとは、かなり嬉しい&感動でした。前回の投稿時点で公表したかったのですが、まだ英国の版権をもっている出版社さんとの交渉中だったので、公表できなかったのでした。

そして実はもう1社、関心を寄せて下さった出版社さんもあり、「ICTと国際開発」という一昔前はマイナーだったこの分野が、世間一般にも注目を浴びるようになったのだと時代の変化を感じました。

翻訳作業に巻きが入る

日本評論社さんから出版までのスケジュールを教えてもらいました。ある大学の授業の教科書に採用して頂けるというお話もあり、そこに間に合わせるには2021年2月の出版が目安になりました。この時点ですでにある程度翻訳作業は進んでおり、半分以上のチャプターは翻訳済みでした。でも、まだ未完成のチャプターもあり、「できるだけ急げー!」と残りのチャプターの翻訳にも入ります(と言うと私が翻訳しているみたいですが、そうではなくてICT4D Labの担当メンバーが翻訳しており、私は発破をかけるという役w)。いやー、このあたりから「うおお!本当に出版出来るんだ!」という実感が湧いてきました。

くぅ〜、細かい・・・

日本評論社さんと、翻訳した原稿のやり取りが始まりました。ICT4D Labメンバーのうち総勢15名で開始した翻訳プロジェクトなので、このプロジェクト開始時から、「用語の統一や文章のトーンをどう合わせていくか?」というのは意識していました。ってか私はかなりいい加減な正確なので、私じゃなく他のICT4D Labメンバーが最初から「対訳用語一覧」的なものを作ってくれていました。とはいえ、やはり15名でやっていると結構バラツキがでちゃう、というのが当たり前。各チャプターを通しで確認して、用語を統一していく作業が始まりました。

「所謂 or いわゆる」、「モバイル・マネー or モバイルマネー」、「英国 or イギリス」、「100ドル or 100USD」、「1つ or 一つ」、などなど本当に「日本語ってどうしてこんなにバリエーションあんの!!(T_T)」という感じの細かい修正作業が始まりました。

Heeks教授からの日本語版序文!

また、原書の著者であるRichard Heeks教授に「日本語版用に簡単に序文的なものを書いてくれませんか?」とお願いしたところ、二つ返事でOK!をもらいました。そして、「マンチェスター大学大学院ICT4D修士コースに、二人の日本人が入学してきたときには、日本語版のICT4D教科書出版なんてことが起きるとは、思いもよらなかったです・・・」的な、かなり温かいメッセージを書いて頂くことが出来ました。マジ感謝!

ゲラを見る

そんなこんなで、日本評論社さんとのやり取りを繰り返しつつ、先日、ついにゲラ(試し刷り)が出来ました!アツい!エモい!それまでワードでしか見てなかった原稿が、本としての体裁になっているのを見ると、改めて「あと少しで出版!」という実感が湧いてきました。

Mさんに感謝!

最後に、日本評論社のご担当者であるMさんへの感謝の気持ちを書いておきます。翻訳出版について素人集団であったICT4D Lab翻訳チームに、とても丁寧に色々と教えてくださり、原稿のチェックのみならず、より分かりやすい訳し方や表現につても沢山のアドバイスを下さいました。本当に感謝しています。ありがとうございます!って過去形で書いてしまいましたが、現在進行中です。


以上、ICT4D教科書翻訳プロジェクトの進捗報告第5弾でした。今後、来年2月の出版に向けての広報活動などもやっていこうと思います!乞うご期待!

(ICT4D教科書翻訳プロジェクトのバックナンバーはこちら

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